「佐藤さんってマジで救いようのない給料泥棒ですよね」、「社内ニートって陰で言われてますよ」と、会社の人たちから壮絶なことを言われ続けている佐藤記者。
確かに彼のことは筆者(私)も給料泥棒だと思っており、LINEで試しに言ってみたらマジギレされたこともある。そんなことも過ぎ去ったある日、彼がいきなり「動物園行こうぜ!」と誘ってきたのだ。
なんでオッサン2人で動物園行かなきゃいけないの(笑)と断ろうとしたが、彼いわく「サントリーが森の動物の採用を開始したらしい! 給料泥棒の俺が真人間になるために、まずは動物に話を聞きに行きたいんだよ!」ということであった。
動物を採用するなんてサントリーのような企業がするわけないだろ! と思いつつも、チラっと求人(動物?)ページを見せられた。ま、マジなの!? しかもウサギが“イノベーション担当”とかいう意識高い系の職種だなんて……!!!
なぜサントリーがウサギを採用したのかも気になったため、佐藤記者と某動物園へ行くことに。ちびっ子たちで賑わう小動物とのふれあい広場にオッサン2人でいるだけで悲しい気持ちになってきたが、話を聞くためなので仕方がない。
広場に入るとウサギめがけてダッシュする佐藤記者。果たして彼の気持ちは、ウサギに届いていい答えを得られるのだろうか……?
佐藤記者:僕は会社で給料泥棒って呼ばれてるんですが、どうすれば改善されるでしょうか?
ウサギ:…………………。
佐藤記者:イノベーション担当になれるほど意識高い仕事をこなす秘訣はありますか?
ウサギ:…………………(佐藤記者が気持ち悪いのか離れて行く)。
佐藤記者:何か言ってくださいよ! ウサギの手も借りたい気持ちなんです!!!
ウサギ:…………………(不気味すぎるのか2羽固まって逃げる)。
――これ以上彼にかまってもらうのもウサギに気の毒なので、早々に動物園から去ることにした。
会社に帰ってから佐藤記者に見せられたサントリー天然水の森「人類以外採用」サイトをよく見れば分かるはずだが、サイトの芸が細かいのでうっかり者の佐藤記者が勘違いしたのであった。
試しに応募しようとしたところ人間は不採用だが、虫や植物、動物は全裸で働いていても勤務態度がどうでもいい、フリーダムで楽しい職場らしい。
ネタではあるものの所々に面白い笑える要素がちりばめられており、見ているだけで楽しい! また、サントリーがどうやって”本気”で森を育てているのかも分かる、笑えて楽しく学べるサイトにもなっているようだ。
佐藤記者もこれだけ面白くてタメになる記事を連発していれば、きっと給料泥棒と呼ばれることも無くなるであろう。動物園のウサギからは残念ながら何も学べなかったが、このサイトをじっくり見ることをおススメしておいた。
参照元:サントリー天然水の森「人類以外採用」
Photo:Rocketnews24.