2015年6月1日から全国的に、自転車交通違反の罰則が強化された。自転車に乗りながら、スマホの操作はアウト、傘もダメ……などなど、様々な項目が強化されたが、中でもイヤホンについては「全般的にダメ」「片耳ならOK」「音をかけてなければセーフ」と、複数の情報が飛び交っている。
話は変わってロケットニュース24では、以前の記事で臨場感あふれるサウンドが楽しめる『鼻でイヤホン』『鼻+耳でイヤホン』についてご紹介した。そうだ……! 耳がダメでも鼻ならいいのかも!! そこで鼻にイヤホンをはめて自転車に乗るのはセーフなのか、交番のおまわりさんに聞いてきたのでご報告したい。
・情報が飛び交っている
つい先日施行されたばかりの『自転車交通違反の罰則強化』だが、ネットを中心に複数の情報が錯綜(さくそう)している。「片耳ならOK」という情報もあれば「音をかけてなければ両耳でも良い」などという声もあり、何が正確な情報なのか、まだしばらくは混乱が続きそうだ。
・自転車に乗りながら鼻イヤホンはセーフなのか?
──だが待ってほしい。自転車に乗りながら音楽を聴きたい全ての人たちよ。“あの方法”を忘れてはいないだろうか? そう、脳に響き渡るような臨場感あふれるサウンドが楽しめる必殺技、伝説の『鼻イヤホン』である!
「耳がダメでも鼻なら大丈夫かも……」そう考えた筆者は鼻にイヤホンをはめ、自転車で交番に直行した。自転車に乗りながらの鼻イヤホンがセーフなのかアウトなのか、交番におまわりさんに聞いてみよう! セーフなら日本中の音楽好きの未来が変わるかもしれない!!
・おまわりさんに聞いてみた
鼻にイヤホンをはめた筆者と、交番のおまわりさんのやり取りは以下の通りである。
筆者:「おまわりさんご苦労様です!(敬礼)ところで自転車交通違反の罰則が強化され、耳にイヤホンをはめるのが禁止になりましたが、コレならどうでしょうか!!」
おまわりさん:「……。ダメじゃないけどねぇ……。でも周りの人から “変な人だなぁ”って思われちゃうよ?」
……と、自転車交通違反ではないものの、人間として根本を注意されてしまった……恐縮です!
・筆者の聞いた自治体では鼻イヤホンOK
結果として「鼻イヤホンでの自転車運転は違反ではない」ことが判明した。──た・だ・し!! 詳しくは以前の記事を確認してほしいが、鼻イヤホンで臨場感あふれる音を楽しむ際は「耳をふさいで」「口を開け」「耳抜き」しなければならないので、基本的に音は聞こえない。
静かな場所で集中すれば「心なしか聞こえてるかも……?」程度で、走り始めた瞬間その微かな音もかき消されてしまう。「それでも全然OK!」という人は、ぜひ自転車鼻イヤホンを試してくれよな! その際、自治体により「鼻イヤホンもダメ」という地域がないとも限らないから、くれぐれも自己責任で頼むぞ!!
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
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