何度もトライして、ようやくゲットした時の異常な達成感、そして巻き起こる拍手とハイタッチ。UFOキャッチャーは、笑顔と夢を与えてくれる最強のゲーム機である。
さて、そんなUFOキャッチャーの景品に「フグ」がいた。ウソじゃない。景品がマジでフグだったのだ。「かわいい 斑点模様と動きが人気!! ミドリフグ」というキャッチコピーと共に、ミドリフグが泳いでいたのだ。
なんでもこのミドリフグ、海水と淡水が混ざる汽水域に生息するフグらしく、好物は乾燥エビなんだとか。熱帯魚店では小さいもので一匹300円前後で売っていて、観賞用に自宅で飼っている人も結構いるそうだ。
となると……「熱帯魚屋さんで買ったほうが得じゃん!」という声が聞こえてきそうだが、UFOキャッチャーはあくまで夢とロマンを追いかけるもの。そんな野暮(やぼ)なこと言うもんじゃない。
なお、このフグは練馬区にあるゲームセンター『アミュージアム大泉店』にいた。ちなみに「大泉」は、白子川と井頭池にちなんで付けられた地名である。どちらも淡水であるが、アミュージアム大泉店の水だけは、もしかしたら汽水なのかもしれない。
Report:Yoshio
Photo:RocketNews24