卓球は難しいルールがないため、誰でも気軽にプレーすることができるスポーツだ。温泉の定番でもあり、誰しも一度はプレーしたことがあろう。しかし、シンプルそうに見えて、奥が深いのが卓球でもある。
そこで今回は、奥の深さがよくかわる真っ向勝負……ラリーが41打も続いた究極の我慢比べを動画「Incredible 41 shot rally – Men’s Singles Table Tennis | Unmissable Moments」と合わせてご紹介したい。
・昨年の試合
41打ものラリーは、2014年7月にスコットランドのグラスゴーで行われたコモンウェルスゲームズ男子団体戦の準決勝、セグン・トリオラ選手(ナイジェリア)vs ガオ・ニン選手(シンガポール)の試合で見られた。
・繊細な駆け引き
そのラリーは、ガオ・ニン選手が攻め、セグン・トリオラ選手が守る展開となっている。鋭いスマッシュで前後左右に揺さぶる攻撃にセグン・トリオラ選手は防戦一方。ひたすら拾い続けるも厳しい状況だ。……しかし!
先にミスをしたのは、なんと優勢に見えていたガオ・ニン選手。粘りに根負けし、スマッシュを決めきれずアウトになってしまったのである。2人の意地がぶつかり合ったラリーを見ていると、繊細な駆け引きが行われていることがわかり、実におもしろい。
・世界最長は193打!?
観客が息を飲むほど続いたこのラリーは名勝負となり、今でも語られるほどだ。ちなみにラリー世界最長記録は、193打とも言われている。こちらも黙々とプレーする中で、ギリギリの攻防を確認することができるぞ。
▼スゴい駆け引きが行われているぞ
▼こちらは193打ものラリーがあった試合