名古屋を発祥とするご当地グルメ、台湾ラーメン。今やその知名度も全国レベルといった感じだが、2014年は台湾まぜそばがブームになった。
最近では、名古屋だけでなく東京でも美味しい台湾ラーメンや台湾まぜそばが食べられるが、先日「こ、これは!」と思わされる “第3の台湾めん” を発見してしまった……。それが『台湾つけ麺』である! ありそうでなかった新感覚つけ麺だが、これは2015年流行るかもしれないぞ!!
・台湾めんの歴史
まずざっくりと、台湾めんのおさらいをしておこう。最初に登場したのは台湾ラーメンで、名古屋を中心に8店舗を構える「中国台湾料理 味仙」がその元祖とされている。汗がふき出すほど激辛かつ激ウマで、今や名古屋ご当地グルメのレベルを超え、全国区のラーメンといってもいいだろう。
続いて登場したのは、台湾まぜそば。元祖は「麺屋 はなび」で、名古屋だけではなく東京にも店舗を構えている。最大の特徴は、麺を食べ終えてから投入する「追い飯」で、器に残った具を余すことなく食べられてしまうのだ。今では台湾まぜそばを提供する店も多く、すっかり定着した激ウマ麺である。
・野郎ラーメンで発見
そんな中、ありそうでなかったのが『台湾つけ麺』。筆者は東京を中心に20店舗以上を構える『野郎ラーメン』で発見したのだが……。結論から言ってしまうと、これはアリ! かなりポテンシャルの高い激ウマ麺と断言する!!
野郎ラーメンの『台湾つけ麺』は期間限定商品で、単品だと800円だ。台湾まぜそばの場合、「追い飯」は無料の店が多いが、同店ではプラス100円であった。さっそく台湾つけ麺をオーダーし、ソワソワしながら待つ。どうなんだ台湾つけ麺? 台湾の冠をつける以上、それなりの覚悟が必要だぜ? 野郎ラーメンさんよ……!
・食べてみると……
やってきた台湾つけ麺は、極太麺にたっぷりのもやしが盛り付けられている。スープは台湾ラーメンを思わせる、見るからに辛そうなスープ。大量のひき肉とニラがいかにもウマそう! これは期待できそうや!! 一口食べてみると……!
あ、ウンまい! ある意味想像通りの味だけどウマい!! 辛いには辛いが、スープには強い旨味があるので「ただ辛いだけ」ではない。極太麺もスープに負けない強さがあり、もやしの歯ごたえもイイ! これは流行るかも!!
・「追い飯」がウマい
麺を食べ終えたら「追い飯」を投入。食べ切れなかったひき肉などもキレイに食べきることができ、これもメチャメチャウマい! もしこれから『台湾つけ麺』を開発するラーメン屋さんがいたら、ぜひ「追い飯形式」でお願いします!
100点満点中100点とは言わないが、まだ生まれて間もない「台湾つけ麺」は、かなりのポテンシャルがあると感じた。具やスープ、麺などもまだ改良の余地があることだろう。2015年は『台湾つけ麺』がくるかもしれない……! こいつは要チェックやで!!
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 野郎ラーメン 秋葉原店
住所 東京都千代田区外神田3-2-11
時間 11:00~22:00
休日 なし
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼秋葉原の「野郎ラーメン」で発見!
▼追い飯セットだと900円だ。
▼スープは辛いが旨味も強い。ひき肉がたっぷり入っている。
▼麺はスープに負けない極太麺。もやしも大量だ。
▼ウマい! 脳内越えはしなかったが、ウマい!!
▼追い飯を投入すると……
▼ガンウマ! 台湾つけ麺はスープ割りじゃなくて追い飯形式でお願いします!!
▼ポテンシャルはかなりのものを感じた! 2015年要チェック激ウマ麺だ!!