高知県の名物といえば「かつおのたたき」に「ショウガ」など、全国的に有名なものが山ほどある。だが、高知県出身者にとって、なぜかなじみ深い名物といえば「エチオピア饅頭」らしい。
記者(私)はエチオピア饅頭の存在を最近知ったため、いったいどんなものなのかと調べてみると、見た目はよくある温泉饅頭のような見た目のようだ。味がエチオピアっぽいのだろうか? と思い売っているお店を探すと……!
すでに店舗が無くなっていた
な、なんと高知県香南市にあった菓子店「近森大正堂」が製造販売していたというところまでは分かったのだが、そちらのお店は残念なことに2013年4月に三代目店主の逝去に伴い、同年5月末をもって閉店してしまったようだ。
そのことをエチオピア饅頭を教えてくれた知人に話してみると「え、マジで!? 知らなかった! 普通の饅頭だけど名前が面白いから話題にはなると思ったのに、残念だな……(遠い目)」と悲しんでいた。
・エチオピア饅頭の強烈なファンたち
だが、Facebookには「エチオピア饅頭の復活を切望する会」というグループがあり、エチオピア饅頭の強烈なファンたちは復活を心から待ち望んでいるらしい。
ちなみにこのエチオピア饅頭、エチオピア駐日大使公認なのに味はぜんぜんエチオピアと関係ないことでも知られており、面白お菓子としての一面もあるそうだ。
高知県民にはかなり知名度の高い名物菓子なので、もっと復活を希望する人が増えれば作る人も出て来るのだろうか? 一度も食べたことは無いが、もしも復活したらぜひ食べてみたいと思うぞ!
参考リンク:エチオピア饅頭の復活を切望する会
執筆:なかの