お刺身や寿司ネタのなかでもトップクラスの人気! 日本人の食卓に欠かせない魚といえば『マグロ』である。よく海鮮居酒屋などでマグロ丼を頼むと、だいたい800~1000円ぐらいが相場となっている。
だが、そんな人気の丼物であるマグロ丼を、税込価格500円で食べられるという奇跡の店が存在する。場所は築地市場でもどこかの港でもなく、なんと船橋市の工場地帯にある「浜町食堂」だ!
・水産加工会社の工場敷地内にある
浜町食堂は水産加工会社「東水フーズ」の工場敷地内にあるのだが、関係者以外でも食べることが可能。そのため昼時には近所の工場で働く人たちや、運送業者の人たちが多く利用する人気店となっている。
メニューは『ネギトロ丼』、『2色丼(づけ・ネギトロ)』、『3色丼(赤身・づけ・ネギトロ)』の3種となっており、どれも無料で大盛りにすることができる。今回は一番人気らしい『3色丼』を注文することにした。
水と漬物はセルフサービスで食べ放題。そして注文してから数十秒で丼が到着! 並盛りにしたにもかかわらず、かなりの大盛りにビックリ!! 卓上にあるパックの醤油とわさびをつけて食べてみると……!!!
・信じられないコスパ
う、ウマー! 価格が価格だけに高級店の味とはいかないが、ファミレスや丼チェーンで出されるマグロ丼と比べれば勝るとも劣らない味!! ネギトロは濃厚で赤身はアッサリ、づけはシッカリ味でバランスもとれており、これが500円とは信じられないコストパフォーマンスだ。
味噌汁にもマグロの角切りが入っておりボリュームは満点。コレは体を使って働く人たちに人気が出るのも納得の量と味であった。その他にも工場で生産される塩鮭や冷凍ホタテも格安で売っていたので、クーラーボックスを持っていくと幸せになれるかもしれない。
場所はららぽーとTOKYO-BAYから車で2、3分のところで車が無いと行くのはやや厳しいかもしれないが、話のタネに一度行ってみても楽しいはず。近隣で働く人たちの迷惑にならない程度に、リーズナブルなマグロ丼を堪能しに行ってみてはいかが?
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 浜町食堂
住所 千葉県船橋市浜町3-3-4 東水フーズ株式会社内 1F
時間 11:30~13:15
休日 日曜・祝日と市場休場日
Report:なかの
Photo:Rocketnews24.