ロケットニュース24

【ぶらり100円バスの旅】台東区循環バス「東西めぐりん」で谷中~浅草を巡る / 江戸情緒あふれる街並みを満喫

2014年12月19日

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たまの休日。家でゴロゴロもいいけれど、やっぱりお出かけもしたいもの。「でも遠出はメンドクサイ!」というあなた、近場でウロウロしてみよう。し・か・も、リーズナブルに。例えば東京都。都内には100円で乗車できるバスが数多く存在する。そんな100円バスに乗って半日観光をご紹介するのが、この「ぶらり100円バスの旅」である。

第1回目の100円バスは、台東区が運営する「東西めぐりん」だ。大まかに路線を説明すると、「谷中 → 上野 → 浅草」を循環するバス。江戸情緒あふれる素敵な時間と空間に、さあ、会いに行ってみよう。

・谷中から上野を通り浅草へ

今回のスタート地点は、地下鉄千代田線・千駄木駅付近の停留所「谷中小学校」から。谷中は外国人観光客も多く訪れる、上品な下町風情が残る街。まずは谷中を一通り散策してみよう。寺や神社、下町グルメやカフェ、名物の猫たちを半分くらい楽しんだら、バスに乗り出発だ。

乗車賃は100円。どこまで乗っても100円である。「谷中小学校」を出たバスは、不忍池・上野公園・上野駅を通り、台東区役所へ。そこから合羽橋(かっぱばし)を抜けて、目的地の「雷門通り」の停留所に到着だ。所要時間は約45分。途中下車し、上野公園や道具街として有名な合羽橋での散策も楽しい。

浅草では定番の雷門を散策。歩きながら焼きたての人形焼を食べるも良し、揚げたての揚げまんじゅうもいい。浅草寺で手を合わせたら、ご飯を食べてもいいし、「ホッピー通り」で一杯飲んでもいい。劇場で寄席やお笑いライブを見るのもアリだ。浅草は散策には事欠かないから、思い思いに楽しんで欲しい。

・メリットとデメリット

「東西めぐりん」のメリットは何といっても100円ということ。途中下車して何度も乗るという人は、300円の一日乗車券もオススメだ。また、昼時なら15分に1本間隔で出発しているので、比較的スムーズにバスに乗れるのも便利である。

デメリットは、循環バスなので決して早くはないということ。途中途中の停留所で、時間調整のため停車もする。目的地まで早く到着したいという人には不向きだ。ちなみに谷中から浅草まで、先人男性なら40分もあれば歩いても到着する。あくまで、ゆったりと乗車したい人向きだ。

日本屈指の江戸風情あふれる街並みは、いつもと違った刺激をくれるハズ。電車も車も便利だが、たまには「ぶらり100円バスの旅」はいかがだろうか? 荷物はいらない。思い立ったら、出かけてみよう。

・今回ご紹介した100円バス

名称:東西めぐりん
乗車賃:大人・子供 100円 / 幼児は大人1名に対し2名まで無料 / 一日乗車券は300円
路線:谷中 → 上野 → 浅草を循環
注意点:「北めぐりん」「南めぐりん」もあるので間違えないように注意すること。SUICA・PASMO・バスカードは使用不可。

Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼「谷中小学校」からスタート。

▼これが「東西めぐりん」だ。小型バスである。

▼上野公園を通り……

▼寛永寺を抜け……

▼台東区役所に到着。

▼道具街・合羽橋(かっぱばし)を抜けて……

▼浅草へ!

▼今回の目的地は「雷門通り」だ。

▼バスを見送る。

▼浅草ではベタに雷門周辺を散策。

▼焼きたての人形焼は1個60円。アツアツだ。

▼さあ、「ぶらり100円バスの旅」に、出かけてみよう。

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