iPhoneユーザならお分かりだろうが、2014年11月24日以降アプリをアップデートした際、アイコンが若干変わったものがないだろうか? デザインそのものが変わったものもあれば、若干変化しているものもある。共通するのは赤系のデザインになっていることだ……。なんだこれ?
・世界エイズデー2014と合わせたキャンペーン
調べてみると2014年12月7日までAppleが『世界エイズデー2014』に合わせて行うキャンペーンの一種で、『(RED)世界エイズデー2014キャンペーン』という。期間中の売上金が、エイズ撲滅を目指すグローバルファンドに寄付される仕組みだ。
・特別な25種類のアプリ
まず、このキャンペーンのために25種類のアプリが用意されている。アプリを購入したり、この機会にしか手に入らない特別なApp内課金アイテムを購入するたびに、全収益金が寄付されるとのことだ。アプリを見てみると、ゲーム・教育・レシピ・写真・ミュージック・仕事効率化などとなかなか幅広いラインナップである。
・ゲームは人気タイトルが多数
特にゲームは人気のアプリが揃っている。「パズル&ドラゴンズ」「アングリーバード」「クラッシュ・オブ・クラン」「アナと雪の女王」などiPhoneのゲームユーザなら一度は聞いたことがあるものばかり。あなたのiPhoneにもどれか一つくらいはインストールされているかもしれない。
・2日間分の売り上げの一部を寄付
さらに年間で最も多く買い物が行われる2日間、11月28日と12月1日は世界中のApple直営店とオンラインストアの売上金の一部が寄付される。1年でも最も買い物されるのがその2日間というのが意外だが、どうせ何かを購入するならその2日間にしてもいいだろう。
・一年を通してのキャンペーンも
ちなみに、Appleでは一年を通して「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」に売上金の一部が寄付される『(PRODUCT)RED』(プロダクト レッド)キャンペーンも行っている。直営店かオンラインショップでしか手に入らない、赤系デザインのiPodやアクセサリを購入すると、売上金の一部が寄付されるのだ。
日本ではまだまだ根付いていると言い難い “寄付” の文化。実際に寄付をしようとしてもそれなりにハードルが高いことも事実だ。「興味はあるけどどうしたらいいの?」という人はこういった機会を利用するのもいいかもしれない。