通称ファイプロこと『ファイヤープロレスリング』といえば、ゲームで表現する「プロレス」に、こだわりまくった名作中の名作シリーズだ。そんなファイプロ好きによるファイプロ好きのためのイベント『ファイプロT ~ファイヤープロレスリングトークバウト~』が、2014年10月27日、高円寺にて開催される。時は来た……それだけだ!
そこで10.27(ジュッテンニーナナ)のイベントに向けて、短期集中コラム『俺とファイプロ』も連載開始! 記念すべきトップバッターは、イベントにもゲスト参戦する現役プロレスラーの菊タロー選手の登場だ! 彼にとってのファイプロとは!?
・出会いは初代ファイプロ
菊タローがファイプロに出会ったのは1989年。PCエンジンで発売された初代ファイプロこと『ファイヤープロレスリング コンビネーションタッグ』だったという。貧乏だったのでソフトは買えず、ファイプロを持っている同級生の家に連日押しかけ、ひとんちでファイプロ三昧。10日後から居留守を使われたそうな。
・友人全員が半年間出禁
1991年に発売された『ファイヤープロレスリング2nd BOUT』では、土曜の夜中に同級生(中学生)たちがコントローラーを持ち寄り、菊タロー宅で20人規模でファイプロタッグリーグを開催。あまりの騒ぎっぷりに母はブチギレまくりで、友人全員が半年間出禁となる事件も発生したのだという。
・サンプロでは爆死、Legend Boutは電車の中でもプレイしてた
ちなみにメガドライブ版『サンダープロレスリング列伝』は発売日に購入するも、あまりのクオリティーの違いに爆死。小遣いをはたいて買った事を悔やみ半泣きになったらしい。1992年11月13日に発売されたPCエンジン版の『ファイヤープロレスリング3 Legend Bout』では、友人から借りた携帯型の「PCエンジンGT」を持ち歩き、電車の中でもプレイしていたという。
・一番遊んだのはXかなぁ
名作と名高い『スーパーファイヤープロレスリングX』では、怪奇派レスラーのエディット作成にハマりまくりで、ザ・マミー、デモニオ、宇宙魔神、鶴見五郎など、数々の実在インディーレスラーを作り上げる毎日。その後も、もちろん発売されたファイプロはプレイしていたが、「一番遊んだのはXかなぁ」とのことだ。
・自分のモデルレスラーが登場したときは感無量
そんな根っからのファイプロっ子の菊タロー選手は、2005年9月15日発売の『ファイプロ・リターンズ』にて、ついにモデルレスラー「梅三郎」としてファイプロに登場! この時の感動を菊タローは、
「感無量だった! インディーに厳しい人選だったファイプロに、遂に登場できたんだから! 嬉しかったなあ……。しかも菊タローは広告塔として雑誌媒体の広告にも出させてもらった。コスチューム広告もゲットした。契約が切れた今でも、外すの惜しくて付けてます。アメリカのゲーム好きレスラーから、“オー、ファイアープロ!” と言われる事もあるんだよ」
……と語る。さて、そんなファイプロ育ちの菊タローは、今年でプロレスデビュー20周年を迎える。2014年10月23日(木)には『東京愚連隊興行 東京MISSION3 “菊祭り” 〜菊タローデビュー20周年記念興行〜』も新木場1stRINGにて開催予定!
詳しいことは動画「【俺とファイプロ】菊タロー 」などを確認してほしいが、試合のチケットは菊タローのTwitterで本人に直接コンタクトをとれば買えるそうな。ファイプロイベント『ファイプロT』とあわせて、菊タローデビュー20周年記念興行『菊祭り』も要チェックだ!!
参考リンク:菊タローTwitter @kikutarochan、ファイプロT ~ファイヤープロレスリングトークバウト
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
▼動画【俺とファイプロ】菊タロー
▼こちらは菊タローも参戦決定のファイプロT!
▼こちらは菊タローデビュー20周年記念興行『菊祭り』
▼菊タロー本人にメールすればいいらしい
10/23東京愚連隊興行新木場大会まで1週間!チケットはぜひ前売り料金のメール予約で!kikutaro.ticket@gmail.comまで1枚からお気軽にお問い合わせ下さい!私が直接対応させて頂きます!よろしくお願い致します! pic.twitter.com/OREGiNkj8i
— 菊タロー (@kikutarochan) October 16, 2014
▼ちゃっかり宣伝して帰っていった菊タロー