テクノやニューウェーブといった音楽を知らなくても、「YMO」という名前を一度は耳にしたことがあるはずである。YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)とは、坂本龍一氏、細野晴臣氏、高橋幸宏氏によるバンドの名前であり、彼らの楽曲『ライディーン』はテクノという枠組みを超えて、世界中で親しまれている曲のひとつである。
1978年に結成した彼らは、その翌年にアメリカでライブを行っている。それから35年を経て、その当時の使用楽器が展示されることになった。2014年11月21日から3日間の日程で開催される、「2014楽器フェア」で、その当時を再現した楽器セットを見ることができるぞ! しかもそのセットのなかには、当時ステージで実際に使われたものも用意されるという。
・1979年熱狂のライブから35年
これは2014楽器フェアの特別展示企画として催されるものだ。題して、「YMO楽器展2014」である。YMOは35年前の1979年、ロサンゼルスのグリーク・シアターでライブを行っている。「チューブス」というアメリカのバンドの、前座として出演したそうだ。前座であったにも関わらず、アンコールを求められるほど熱狂的なライブになったという。
・修理済みで音を聞くこともできる!
展示される楽器はただ姿形を再現するだけではない。現在流通していない機器は、ヴィンテージ品を集め修理して音が鳴る状態をつくり上げているそうだ。したがって、ただ見るだけではなく、その音を聞くこともできる。
ファンには固唾モノ! ファンでなくてもバンドマン・音楽好きは要チェックのイベントであることに間違いないだろう。当時の音を耳にできるまたとないチャンスだ!!
参照元:2014年楽器フェア、YouTube
執筆:佐藤英典
▼1980年のYMOの映像
http://youtu.be/puZaBw1vGqU