発売されて間もないアップルのスマホ「iPhone6 Plus」が、折れ曲がってしまうと世界中で話題となっている。5.5インチのディスプレイサイズでありながら、薄型であることがその原因ではないかと指摘されているのだが、容易に折れ曲がる理由について、意外なことを主張している人物がいる。
その人物とは、スプーン曲げで一世を風靡した、超能力者のユリ・ゲラー氏だ。彼は、曲がる理由は物理的なものではなく、マインドパワーの問題であるというのだ。これは一体どういうことなのだろうか? 超能力者ならではの着眼点が気になるところである……。
・スプーンを曲げて怒られた
ゲラー氏は1980年代に日本のテレビ番組に頻繁に出演した、超能力者である。スプーン曲げを得意としており、彼に憧れて自宅のスプーンを力任せに曲げて、お母さんに怒られたという人も多いはずだ。記者(私)もそんな少年の1人だった。自分も超能力が使えるようになると信じて止まなかった。
・ゲラー氏の考える原因
そのゲラー氏は、iPhone6 Plusの形状に折れ曲がる原因があるのではないかと指摘しながらも、もうひとつ彼らしい視点で、その理由を語っているのだ。
「iPhoneを購入した1000万人のエネルギーと興奮が、彼らのマインドパワーを呼び覚まして、端末が折れ曲がる原因になった」
・アップルはユーザーを興奮させるべきではない?
なるほど! たしかに1000万人が興奮することにより、見えざる力が働いたと考えるのも不思議ではないかもしれない! 興奮と感動を提供し続けるアップルは、今後も新製品を発売し続けることになる。そうすると、また興奮したユーザーのマインドパワーが炸裂することになるのだろうか? ならば、興奮させないようにPRする方が得策のように思うのだが……。
・ゲラー氏はBlackBerryユーザー
ちなみにゲラー氏は iPhoneユーザーではなくBlackBerryを使用しているとのことである。もしかして、それもiPhoneに注目が集まりすぎて、マインドパワーが炸裂することを見越してなのだろうか? それにしても67歳とは思えないほど若々しいユリ・ゲラー氏。ま、まさかその若さもマインドパワーによるものか!? すべてがナゾである……。