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「折ったぞー」と言えば、アントニオ猪木氏の数多い名セリフの一つ。パキスタン遠征でアクラム・ペールワン選手とのガチンコ試合、いわゆるセメントマッチに挑んだ猪木氏が、相手にアームロックを極(き)めた直後に叫んだ言葉だと言われている。

今回はそんな「折ったぞー」ならぬ、「曲げたぞー」という叫び声が聞こえてきそうな動画を紹介したい。何を曲げたのか? 腕ではない。先日発売になったばかりの『iPhone 6 plus』である! その一部始終は、YouTube の動画「Kids Bending an iPhone 6 plus IN APPLE STORE!」で確認できるぞ。

・仕掛けたのは2人の少年

あえて説明するまでもないが、iPhone 6 plusは、画面サイズが5.5インチの新型iPhone 。ちなみに、佐藤記者が行列に4泊5日並んでゲットしたiPhoneでもある。

実はこのiPhone 6 plus……曲がるのだ。iPhone 6 plus のユーザーにとっては、目を背けたくなるような事実をわざわざ実証したのは2人の少年。なんと彼らは、アップルストアに乗り込み、展示品の iPhone 6 plus を持って力を加えたのである。すると……「そこまで曲がるのか!」というほど、グニャっといくのだ!

・動画は大ヒット

この動画を見たネットユーザーの反応は様々だ。動画サイトのコメント欄やTwitter などには、「買う前に分かってよかった」「アップル、最悪だ……」といった意見の他に、「この少年たちには罰が与えられるべきだ」など、少年たちに対する非難の声も多く見受けられる。

しかし、そのような否定的な意見が少なくない中で、この動画は公開からわずか3日で再生回数が160万回を突破! 多くの人に視聴されているのだ。

もちろん、少年たちの行為は、マナーの点から考えて真似厳禁である。だがそれによってiPhone 6 plusの一つの特性を浮き彫りにさせてしまったというのは、なんとも皮肉な話である。

なお全く関係ないが、ペルーワン戦で「折ったぞー」と叫んだ猪木氏であるが、ペルーワン選手のケガは、骨折ではなく脱臼だったそうだ。こちらも、どこか皮肉な話である。

参照元:YouTube
執筆:和才雄一郎