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京都を代表するグルメの一つが鱧(はも)である。関東ではなかなか目にする機会さえない高級魚である。ただでさえ敷居の高い街京都で鱧を食べたいと思っても、そもそも相場がわからないし、「どうせ高いんだろうなー」と思って諦めてしまう人も多いはずだ。

だが待って欲しい。鱧(はも)が600円で食べられるお店を京都で発見したのだ! 四条烏丸に店を構える「京都ハナビ」である。良心的すぎる価格に感動すること間違いなしの同店をご紹介したい。

・土地勘のない人は京都大丸を目指そう

京都ハナビは四条烏丸にある。市営地下鉄烏丸線四条駅から歩いてもいいし、近くにバスも通っている。京都駅からでもタクシーで10分ほどだ。土地勘のない人は、まずは大丸京都店を目指そう。大丸からは徒歩2〜3分で到着するはずだ。

・京都っぽくない庶民的な造り

雰囲気のいい飲食店が並ぶ中、京都ハナビはかなり庶民的な外観である。京都らしいというよりは、昭和レトロな東京の下町っぽい店の造りだ。しかしそれがいい! 京都ならではの格式高い食事もいいが、肩の力を抜いて一杯やれるお店も貴重なのだ。

・良心的な価格設定

週末だったこともあり、店は混雑していた。メニューを見ても、かなり良心的な価格設定である。生ビール380円・ポテトサラダ300円・串カツ5本盛りで510円と並ぶ中、鱧の湯引き600円を発見した……。マジかよ! 鱧が600円で食えるのかよ! これは注文するしかない!!

・ツバメソースで食べる串カツがOCです!

生ビールで乾杯し、ポテトサラダなどをつまみながら鱧を待つ。ポテトサラダも串カツもうまい! 特に京都名物の「ツバメソース」で食べる串カツは、シャープな切れ味がOCです! おばんざいの盛り合わせも、いかにも京都らしく、はんなりとした気分になってくる。そして鱧がやってきた……。

・お上品な鱧もOCどす!!

骨切りの後、湯引きされた鱧はくるくるっと丸まっている。おお、テレビで見たことがあるぞ。梅肉と醤油につけ食べてみると……! プリプリっとした皮の歯ごたえと、どこまでも淡白な白身がなんともお上品だ! これが京都の夏の味か! OCどす!! しかも600円だなんて……。京都とお店に感謝したくなった!!

・鱧は秋口まで食べられる

お店の方に確認したところ、鱧は秋口までいただけるそうだ。ただし、相場により値段が変動することもあるそうだから注意してほしい。「京都に来たしせっかくだから食べてみたい! しかもお手頃に!」という人にはピッタリのお店だ。鱧は夏が旬! 京都旅行へ行く人はぜひチェックしてほしい!!

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 京都ハナビ
住所 京都府京都市下京区高倉通四条下ル高材木町227-2
時間 17:30~翌01:00(金・土・祝前日は翌02:00)
休日 不定休日あり

Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼鱧と〆サバ。
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▼串カツ。
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▼串カツはツバメソースでいただく!
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▼お店名物のポテトサラダ。
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▼冷やし京トマト。
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▼おばんざいの盛り合わせ。好きな種類が選べるぞ。
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▼生ビールも安い!
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▼庶民的な造りの店内。
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▼良心的な価格設定!
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▼京都ハナビだ!
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