ビールやバーボンのツマミにも最適で、おやつにも最高の牛肉を使った高級食品といえば『ビーフジャーキー』である。
だが、ブランドもののビーフジャーキーは100グラム1000円、コンビニで売っているのですら同じぐらいの値段の場合があり、庶民には手が届かない金額だ。
そんなこんなで「美味しいビーフジャーキーを安く食べたいなァ……」と考えていると、コストパフォーマンスを追及する “コストパフォーマー” として活動をする当編集部の佐藤記者が声をかけてきた。
「俺に任せてくれればビーフジャーキーを普通の半額で食わせてやる! 素人はコンビニで1000円払ってビーフジャーキーを買うが、俺たちコストパフォーマーはその半額で食べる。二度と普通にビーフジャーキーを買うことがなくなってもかまいませんね!!」
と某パンナコッタ氏のようにハイテンションで語っているので、どんなものか教えてもらうことに。数十分後、買い物を済ませてきた佐藤記者が買ってきたものは、なんと『ペット用のビーフジャーキー』。そのまま食うのはちょっとキビシイのでは……。
と思っていると、なんとビーフジャーキーの封をあけ、編集部内にあった醤油とコショウを袋のなかにドバドバと入れはじめた。なんとペット用のビーフジャーキーを醤油と黒コショウで味付けすると、人間用のビーフジャーキーと同じような味がするらしい。
10分ほど漬けておくと、確かに白っぽかったペット用ジャーキーがいつもの人間用ジャーキーのように黒っぽくツヤツヤした見た目になっている。ウマそうに食べる佐藤記者が信じられなかったが、おそるおそる一口食べてみると、マジで普通のビーフジャーキーの味がする(笑)。
佐藤記者いわく「添加物がドバッと入ったジャーキーでやると病気になる気がするので、無添加のやつでやってください。コスパを追及するあまり具合が悪くなってはコストパフォーマー失格ですよ」とのことだった。
ちなみに、コストは上がってしまうが焼肉のたれでやっても美味らしい。だが、いくら無添加でもペット用のものを人間が食べるのはアリなのだろうか? 読者のみなさんはは絶対にマネをするのは止めよう。
Report:なかの
Model:コストパフォーマー佐藤
Photo:Rocketnews24