2014年秋に発売と見られている次世代 iPhone (以下 iPhone6 )。続々と噂や情報が飛び出しているが、このたび本当に動く“iPhone6”の動画が公開されたらしい。サクサク動いてて意外と使いやすそう!
……と思ったら! なんと中国プレゼンツ!! スペシャルクオリティの「パクリ iPhone6 」の動画だったのだ。本物は発売どころか発表もされていないのに!! その様子は動画「WICO i6:The world’s first cloned version of iPhone 6 hands on」で確認できる。
・謎の「ニセ iPhone6 」の動画が公開される
この動画を公開したのは、チャイナガジェットを専門に紹介しているブログ「 86digi 」だ。実際にパクリ iPhone6 を手にとり、iPhone5s と比較した動画が紹介されている。
・iPhone5sと比較
iPhone6 は、ディズプレイサイズが4.7インチのモデルと5.5インチのものが発売されると見られている。この動画に登場するのは4.7インチのようだ。
なめ回すように、さまざまな角度と距離から写しだされるニセ iPhone 。 iPhone5s と比べると、ちょっと大きめで丸みを帯びている。そして、かなり薄い。動作もサクサクだし、これで画面が釘をも通さないサファイアガラスなら、「あら、いいんじゃない?」と思ってしまう。
・その名も「WICO i6」ッ!
いやいやいやいや、これはニセモノ! 「いいんじゃない?」じゃなーい!! しかも、ロゴはどう見てもアップル。堂々と「iPhone」とまで書かれている! これは完全にアカンやつや。
しかし、そうわかっていても見入ってしまうほど、よくできたニセモノだと言える。このスマートフォンは香港メーカー発の「WICO i6(ウィコ アイシックス)」という端末であるそうだ。って、名前もiPhone6 を意識している気が……。
・OS は Android か
パッと見、WICO i6 のOSは iOS7 っぽいのだが、別の中国メディアによると、Android KitKat を iOS7 のように見せかけているだけとのこと。「注意してみると動作がやや鈍く、パクリ雰囲気が濃厚」であるそうだ。
・どこまでパクリに成功?
しかし、それを差し引いても「パクリ技術もここまできたか」と舌を巻くレベルであるそう。光の速さで模倣どころか、本物に先んじてしまうとは恐ろしいとしか言いようがない。
とはいえ、iPhone6 の詳細情報はまだ発表されていない。どこまで模倣されたのか、いまは知る術はないだろう。とにかく本物の発表を待ちたい。
参照元:YouTube、86digi(英語)、25PP(中国語)
執筆:沢井メグ