あらかじめ断っておきたい。この記事の内容は、私(佐藤)がGO羽鳥の人気に嫉妬している訳ではないということを。彼を尊敬し、強い親しみを感じているからこそ、少し厳しめの言葉が出てしまうことを、どうかお許しいただきたい。
さて、去る2014年6月17日、東京・高円寺パンディットというイベント会場で、迷惑メール評論家を自負するGO羽鳥のトークイベントが行われた。題して「GO羽鳥と迷惑メールを語る夕べ」である。無類の迷惑メール好きの彼の足跡は、過去の記事を参照して頂きたい。一体どんなイベントになったのだろうか? 詳しくお伝えしよう。
・緊張のあまり吐き気を催すGO羽鳥
実は開演前の準備段階で、GO羽鳥の緊張はピークに達していた。彼は “本番に強いタイプ” なのだが、その直前は大抵緊張している。今回もいつものように、時々「ぉえっ! おえぇっ!」と、内臓が緊縮しているのか吐きそうになっている。さらに驚いたことに、こういう場合には じんましん が出てしまうらしく、腕の内側が真っ赤になっていたのである。大丈夫か、GO羽鳥?
・ただ腹が減っていただけのGO羽鳥
ところがである。会場へ向かう途中、彼が持参していたカロリーメイトを食べ始めた。すると、どうやら激しい吐き気がおさまったもよう。「もしかして、ただ腹が減ってただけかも。ハハハ」。ハハハじゃねえよ、GO羽鳥! 心配させるなよ、コノヤロー!!
・開演前にビールを3杯飲んでごきげんのGO羽鳥
そして会場の準備を進めながら、景気づけに乾杯! 私も一緒になってビールを飲むことにした。以前、エアギター選手権に出場したときも同じような感じだったのだが、私と羽鳥は1杯飲み出すとすぐに勢いがついてしまう。気が付けば、わずか30分で3杯ずつビールを飲んでしまった。しまった! いつものクセで、ペース良く飲ませてしまった。さっきまで気分が悪かったのに大丈夫か、GO羽鳥!
・ニコ生の対応に追われる佐藤
ここからは若干本題から離れるのだが、実はこの日のイベントはニコニコ生放送で生中継していた。会場に来られない人のために、その内容を伝えたいと思ったからである。ところが、イベントが始まり配信を開始したところ、重大な問題発生!
視聴者によると、音声がうまく聞こえないという。音声をライン入力していなかったために、マイクに会場の音がぶつかって、こもった音になってしまっていたのである。ここから私、佐藤の戦いが始まる。迷惑メールの話を聞いている余裕がなかったんだよ、GO羽鳥!
・脱線放送を開始する佐藤
音声が聞こえない。これはイベント中継をするうえで致命的だ。このままでは、せっかく見てくれた視聴者の皆さんに申し訳ない。ということで、急きょ中継内容を変更して、私はイベントそっちのけで視聴者と雑談をするという脱線放送を開始した。
その甲斐あってか、最後まで視聴者の皆さんを飽きさせることなく、楽しい中継を終えることができたのである。すまん、GO羽鳥。全然イベントの話を聞いていなかった!
・サインを求められてスター気分のGO羽鳥
イベントと中継は、まったく関連性を持たないまま終了した。だが、どうやらイベントは大成功だったらしい。会場に詰めかけたGO羽鳥ファンは、時々大爆笑しており、最後には……なんとサインを求めるお客さんまでいたのである。
またある人は、わざわざ色紙を用意しており、また別の人は着ていたTシャツにサインを求めていた。マジかよ、GO羽鳥! 人気者かよ。スター気分に浸ってんんじゃねえぞ、コノヤロー、GO羽鳥!!
という訳で、イベント中にGO羽鳥が何を話していたのかを、私は知らない。今回生中継でお伝えし切れなかった内容は、改めて第2回に配信環境を整えたうえでお伝えしたいと思う。繰り返すが私はGO羽鳥の人気に嫉妬している訳ではない。ただ一言いいたいのは、私はこれまでに1度としてサインを求められたことがない。だが、断じて嫉妬している訳ではない!
Report:佐藤英典
Photo:Rocetnews24
▼会場パンディットの看板。おお! GO羽鳥のイベントだ
▼会場の準備もひと段落して、ホッと一安心のGO羽鳥
▼しかし緊張していることを否定できないGO羽鳥。顔つきは固い
▼ところがこのあと3杯ビールを飲んで、ごきげん野郎に変貌したGO羽鳥
▼お客さんは超満員。用意された席はいっぱいになった
▼そしてイベントスタート。直前の緊張がウソのように語りまくるGO羽鳥
▼余裕さえ感じられるGO羽鳥
▼見てくれ、この邪悪な顔を
▼これまで培った迷惑フォルダを解放するGO羽鳥
▼後半は、ノーガードでLINEスパムと格闘。「もちろん見たいよん」と意味深メッセージを送るGO羽鳥
▼そして終演後にサインに応じるGO羽鳥。スターかよ
▼席亭の奥野さんが出してくれたカレーがおいしかった