全国各地で梅雨入りが宣言され、雨と湿気でジメッとした毎日。早くカラッと晴れ上がった夏空が見たい! そして一日の疲れを癒すおいしいビールを飲みたい! そう考えているビールファンも多いはずである。
そんな方のために素敵なビアバーをご紹介したい。東京・新宿にある「ベクタービア」は、クラフトビールと牛タン料理をリーズナブルな価格で提供している。ビールの肴にウマい牛タン、これで猛暑が到来しても、元気に乗り切れるぞ!
・クラフトビールグラス1杯450円
このお店、実は当編集部の近くにある。かねてから記者(私)が思っていたことなのだが、編集部のある界隈には帰りにちょっと一杯引っかけることができるような、ちょうど良いお店がなかったのである。有難いことにこのお店は、名前の知られたクラフトビアをグラス1杯450円からオーダーすることが可能だ。しかもその品揃えは日替わり。ちょうどいい!
・フードメニューもなかなかリーズナブル
肴は牛タンに特化しており、自家製ハムやカツレツ、炭火焼まで、あらゆる料理法を用いた牛タン料理がそろっている。なんという、かゆいところに手が届くお店だ。ビール好きの心をよくわかっている。料理もまたリーズナブルで、単品で下は380円から上は980円。「いろいろ食べてみたい!」という欲求をくすぐる価格設定になっている。
・ほどほどの飲み継ぐのが良さそう
私はこの日、神奈川の有名醸造所サンクトガーレンの「ブラウンポーター」から始めて、埼玉県の同じく有名醸造所COEDOの「瑠璃」へと飲み継ぎ、秋田県田沢湖ビールの「アルト」へと流れた。もう一度ブラウンポーターに戻ろうかなと思ったが、軽く飲むつもりだったので、そこら辺で止めておいた。これ以上飲むと勢いがついてしまう。いかんいかん……。
・涼感を運んでくれるサングリア
お店には自家製サングリアがあり、これがこのジメッとした天候に持って来いの逸品。フレッシュな果実とほのかな酸味が、涼感を運んでくるようだ。お酒の弱い女性には打ってつけではないだろうか。
ちょっとだけ残念だったのは、牛タンスモークをサラダに使用しているのに、スモークのみを提供していなかったことだ。できれば、スモークを単品でオーダーできるようにしてもらえるとうれしい。さらにビールがすすむかもしれないので、お店には今後検討してもらいたいところ。いずれにしても、サクッと飲むのにちょうど良いお店である。これから通うことになりそうだ。
・今回紹介した店舗の詳細
店名: ベクタービア
住所: 東京都新宿区新宿1-36-5 新宿ホテルパークイン 1F
営業時間: 月~金曜日17:00~翌2:00、土曜日17:00~24:00
定休日: 日・祝
Report: 佐藤英典
Photo: Rocketnews24
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▼神奈川サンクトガーレン「ブラウンポーター」
▼山梨アウトサイダー「ペールエール」
▼秋田田沢湖ビール「アルト」
▼自家製サングリア
▼牛タン芯の自家製ハム
▼牛タンのリエット
▼トリッパの煮込み
▼牛タンの炭火焼き
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