バンドの中では “縁の下の力持ち” と言われ、他の楽器に比べてあまりスポットライトを浴びることの少ない「ドラマー」。サッカーのポジションで例えるなら、ゴールキーパー。野球で例えるならキャッチャーだろうか。
しかし、目立たないといっても、ドラマーはバンドサウンドの核となる存在であり、良いバンドには必ず良いドラマーが存在している! 今回紹介するのは、そんなドラマーなら誰もがうなずく「ドラマーあるある」55連発である。
「ドラマーあるある55」
1. ジャンプなどの漫画本を練習パッド代わりに叩いたことがある
2. お箸があると、多少お行儀悪くても机や茶碗でリズムを刻んでしまう
3. 気づいたら膝を叩きながらリズムを刻んでいることがある
4. 普通の練習より、スティックを回すパフォーマンスの練習ばかりしてしまう
5. スティックを頭上に投げてからキャッチするパフォーマンスを練習すると、大体スティックが頭を直撃する
6. サンバキックを練習すると、足がつりそうになる
7. ツーバスに憧れる
8. いざツーバスにしてみると、ハイハットの置き場所に困る
9. タムをできるだけ水平にセッティングしてみたくなるが、やってみるとプレイが難しくなることを知り、諦める
10. チャイナシンバルを頭上に2枚置いてみたいと一度は思う
11. マイク・ポートノイに憧れて、多点セットを組みたくなる
12. テリー・ボジオまでくると、ちょっと引く
13. 見栄えのために、割れてるシンバルでも、とにかく沢山セッティングする
14. セッティングの面倒くささから、3点セットも渋くていいかもと思い始める
15. ドラムセットに銅鑼を組み込みたいと一度は思う
16. ステージで回転するドラムセットに憧れる
17. YOSHIKIに憧れて、ピアノしか弾けなかったのに、バンドに目覚めてドラムを始める
18. YOSHIKIに憧れて、いつかドラムセットを破壊してやろうと企んでいる
20. YOSHIKIに憧れて、すぐ服を脱ぎたがる
21. YOSHIKIに憧れて、首にコルセットを巻くのがなんかカッコイイと思ってしまう
22. YOSHIKIに憧れて、「カレーが辛い」という理由で仕事を放棄しようとしたことがある
23. 始めたての頃は「演奏が速い」=「上手い」と思い込んでしまう
24. ある程度練習をして自分の “速さの壁” にぶちあたると、「速さじゃなくて、大事なのはグルーヴだ」と思い込むことで、なんとか挫折せずに続けられる
25. スタジオでの個人練習は孤独。だが、その孤独も気持ちよく感じる
26. スティックの握りをレギュラー・グリップで何回か練習してみたことはある。だが難しくてすぐに諦める。
27. 久しぶりにドラムを叩くと、予想以上に自分が上手い気持ちがして気分良くなる
28. 住宅街ではドラムを練習できないことに気づき、練習のために電子ドラムの購入を検討する
29. 電子ドラムも結局は下の階に迷惑をかけてしまうことを知り、なんだかんだ諦める
30.「田舎に住んでたら好きなだけ家でドラムを叩けるのになー」と心の中で思う
31. 普段、家で音をだして練習できないドラムは、スタジオ練習で1番はりきってる場合が多い
32. はりきってスタジオで大きい音で叩くと、負けじとギターもベースも音を大きくするので収拾がつかなくなる
33. 「日本人じゃ出せない音とノリがある……」ということをある段階でなんとなく悟る
34. ドラムを諦めてギターやベースなど他の楽器もこっそり手に取るが、やっぱりドラムに帰ってくる
35. マイドラムセットがどんなに欲しくても、置く場所の問題や運搬の面倒くささを考えると諦めてしまう
36. ドラムヘッドを変えるタイミングが正直よくわからない
37. 特に裏側はもっとわからない
38. チューニングは大体勘でやっている。しかし、何が正解なのかよくわからないので困る
39. いざと言う時にチューニング・キーが手元にない
40. 叩いたことない曲でも、知ってる曲ならアドリブでなんとなく演奏できてしまう
41. 演奏をミスっても意外に周りにはバレていない
42. そのかわり最高のプレイをしても、誰も気づかないことの方が多い
43. 大事な見せ場に限って、スティックが手をすっぽ抜けて宙を舞うことがある
44. それさえも誰にも気づいてもらえない
45. ライブハウスではボーカルの真後ろにいるので、基本的にはあまり客席からは見えていない
46. コンサートなどでのドラムソロは「トイレ休憩」として扱われてしまう場合が多い
47. バンドをやっていることを周りに伝えると、ちょっと太っているだけで「あ、ドラムでしょ?」と言われる
48. 仲間内でバンドを組むとき、ちょっと太っている人が「おまえドラムな!」と勝手にイケてる風のやつに決められる
49. 「太っている方が音が重くなる」と自分に言いわけをして、頻繁に暴飲暴食してしまう
50. ドラマーだから力持ちだと決めつけられ、重い荷物を運ばされる
51. ドラマーというだけで、大雑把な性格だと決めつけられる
52. ゲームセンターの横を誰かと通りがかると、『太鼓の達人』や『ドラムマニア』をやってと頻繁にお願いされる
53. 渋々プレイしてみると、ホンモノと違いすぎて残念な結果が待っている
54. 加藤茶がドラマーだったことを知り、ビビる。
55. つのだ☆ひろもドラマーだと知る。そして、かなり上手いことにビビる。
執筆: ユーニーマン
Photo:RocketNews24.