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【アップル】iOS 7.1.1でバッテリーの消費問題が改善か / 6時間稼働テストでの比較結果

2014年4月27日

ios711

2014年4月23日、アップルのiPhone、iPad向けの「iOS 7.1.1」がリリースされた。すでにアップデートしたという人もいるかもしれない。毎度のことながら、「更新すると何か問題が起きるのでは?」と心配になり、ためらう人も多いだろう。

たとえば「アップデートしたらバッテリーの消費が早くなった」などの問題が、過去にはあった。……だが! 今回のアップデートは、電力消費まわりの処理も改善されているようだ。簡単に言えば、バッテリーの持ちが良くなったらしい! これは朗報である。

・iOS 7.1はバッテリーがすぐなくなる

一つ前のバージョンiOS 7.1のアップデートでバッテリーの消費が早くなったと、世界中で話題になった。ITサイト「Ars Technica」のテストでも、早くなるケースが確認されていた。

・7.1と7.1.1のバッテリー消費を比較

今回のiOS 7.1.1で問題は改善されたのだろうか。海外の IT系ジャーナリストのヒューズ氏は、フル充電した iPhone 5 を「iOS 7.1」と「iOS 7.1.1」で6時間使用した後のバッテリー残量を、ZDNet で報告している。

6時間使ったときのバッテリー残量表示
・iOS7.1: 48パーセント
・iOS7.1.1: 76パーセント

・iOS 6のレベルまで改善したか

iOS 7.0以前は同様の条件でバッテリー残量が74パーセントだったとのことで、iOS 6のレベルまで改善されたとみているようだ。ただ、報告されているのはバッテリー残量の表示であり、実際の利用時間がどう変化したか、また iPhone 5 以外の状況は不明である

・設定見直しで消費を抑えられる

ちなみに iOS7.1 では、設定見直しや Facebookアプリを利用しないことで、48パーセントから61パーセントまで改善したとのこと。実際、元アップルストアのスタッフも、Facebookアプリの設定見直し等によるバッテリー節約術を公開している。

iOSアップデートで毎度話題になるバッテリー消費問題。次のアップデートではさらに良くなることを願う。

参照元: ZDNet(英語)
執筆: 佐藤英典
Screenshot:iOS

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