みなさんは「からあげの聖地」がどこにあるのかご存知だろうか。実は、大河ドラマ『軍師官兵衛』の主人公である『黒田官兵衛』のゆかりの地として有名な大分県中津市がそうなのである。
家庭の食卓に並ぶことも多く、日本人にとって身近な食べ物のひとつである「からあげ」。聖地の味をぜひ一度体験してみたい! ……ということで実際に行って食べてみたぞ!
・地元の人も愛するからあげ
地元の人は名産品をあまり食べないといった話はよく聞く話だ。挙げられる理由として、あまりに身近すぎるということは無関係ではないだろう。中津市の人々は果たしてどうなのか……聞いてみると驚きの回答が返ってきた。
中津市では、なんとからあげの出前が存在し、運動会などイベントの際はお店が届けてくれるそうだ。そう、それほど中津市の人々にとって「からあげ」は身近なものなので、愛されているのである。
・コンビニ並に多い店舗
実際に大分県中津市へ行ってみたのだが、からあげの激戦地だけに数多く店舗が存在していた。まるでコンビニを探すような感覚でからあげ店があり、一体どこに行けばいいのか逆に迷うくらいだ。
・充実したパンフレットあり
しかし、そんな不安を吹き飛ばしてくれたのが、中津市の至る所で置いてあるパンフレット。店舗の所在地だけではなく、なんと味付けの詳細まで記してくれているので観光客にとって実にありがたい。好みでお店をチョイスできる嬉しい配慮があったぞ!
・創業23年のからあげ屋
ということで記者(私)が選んだのは『チキンハウス』。創業23年と歴史があり、アッサリした味付けで食べやすいと評判のお店だ。中津駅から徒歩で行くこともでき、所在地もわかりやすい。
・いざ実食
正午過ぎにお邪魔したのだが、残念ながら「からあげ定食(上)」は1日限定10食ですでに売り切れてしまっていたので、通常の「からあげ定食」を注文。税込価格が500円と財布にも優しい値段設定だ。
そして定食が運ばれてきていざ実食! 外はカラッと香ばしく、中はふわっとやわらかい!! 揚げたてで溢れ出す肉汁が最高においしく、これまで味わったことのないからあげの食感であった。中津の人たちは日常から食べているのかと思うとうらやましすぎるぞ!
中津市には、以前ご紹介した『ぶんごや』や『森山からあげ店』もあり、味付けによって店を選ぶ楽しみもある。大分県中津市に観光で訪れた際は「聖地のからあげ」を食べてみてはいかがだろうか。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 チキンハウス中津本店
住所 大分県中津市中央町2-7-61
時間 11:00~15:00(持ち帰りは10:00~19:30)
休日 水曜日
参照元:からあげ屋チキンハウス
Report:原田たかし
Photo:RocketNews24.
▼店頭外観
▼税込で500円! 安い!!
▼聖地でいただきます!
▼持ち帰りも可能だぞ
▼からあげ定食(上)は1日10食限定とのこと
▼かわいい猫が出迎えてくれる
▼こちらがパンフレット
▼お店の詳細が書いてある
▼裏表紙にはからあげ屋のマップがあるぞ
▼中津城と合わせて観光する人も多そうだ
▼ご当地キャラももちろんいるぞ!