
うぉぉおおおお!! 急げ!!! 新宿高島屋で開催中の「中津川栗きんとん祭り」が神だッ! 栗きんとんと言えば中津川の名物。秋の中津川のトップグルメですよ。
だいたい9月辺りから、栗がなくなるまでしか売られない季節の味覚。名店がいくつもあり、店によって味が違うが、食べ比べる現実的な方法は現地に行くしかない。
しかし11月12日から18日の1週間限定で、新宿高島屋に来れば、14店舗の栗きんとんを存分に味わえるぞ! しかも13店舗のものは、1個から買える神仕様だ!!
・栗きんとん
ということで、やってまいりました新宿高島屋。イベントは地下一階の、エスカレーターの近くで行われている。行けばすぐわかるだろう。
これが、今回買うことのできる14ブランド。
これらの栗きんとんを、このように1個から買うことができる……! 味比べし放題だ。例え中津川まで行っても、これほど食べ比べやすい状態ではないだろう。
ちなみに、冒頭で述べた通り1個から買えるのは、13店舗のもの。1個だけで買うことができないのは、「すや」のものだ。
「すや」を食べたい場合は、6個入り1955円か、10個入り3219円の2択となっている。
会場は大盛況。私が行ったのは昼過ぎ。でも夕方よりは早い時間なのだが、すでに売り切れがいくつも発生していた。競争率が高すぎる!
もはやこれまで……否! 高島屋の方に伺ったところ、期間中は毎日入荷されるそう。つまり、今日売り切れで駄目でも、明日最速で買いに行けば大丈夫ということ。
栗きんとんは生菓子なので、多くは日持ちしない。普通に数日で賞味期限が切れるものが多い。どうやっているのだろう。スタッフが始発の新幹線で運んでるとかだろうか? 何にせよ、客からすれば嬉しいことだ。
・美味い
そんな感じで、いささか出遅れたが、見ていて特に減りが早そうだったものをゲットしてきたぞ。
1個からは買えないが、それでも爆速で箱がどんどん売れていた「すや」。まあでも、1つ食べたらもっと食べたくなるので6個入りは正しい選択だと思う。
王道にして至高の1つだと思われる。栗がまったり甘くて美味い。
断面を見るとお分かりいただけるだろう。ほど良い塩梅で、このように大きめな粒が入っており、それが食感に変化をもたらしてくれる。
栗きんとんに詳しいわけではないが、それでも「すや」と「川上屋」は知ってるものな。「すや」は、食感や甘みなどのパラメーターが、最も中庸なもののうちの1つな気がする。
こういう基本に忠実なものもいいが、変化球も楽しみたい。そこでゲットしてきたのが、「仁太郎」の「万華鏡」。
外側を覆うのは、ぷるんぷるんでひやひやな葛。
中には、ビジュアルからは分かりづらいが、刻んだ干し柿が、栗きんとんに練り込まれている。
そうです。栗は秋。しかし、柿もまた秋。秋の美味いものが1つになっている。柿の素朴なフルーティみが、華やかさを生じさせている。うめぇ。
客に茶菓子として出したら、その客は100%自分がもてなされていることを確信するだろう。でも勿体ないから自分で食うべき。
もっと柿をストロングにしたい。そういう気持ちもあったので、「七福」の「宿場の茶屋柿」。
こちらは、丸ごとの干し柿の中に
栗きんとんが仕込まれています。
これは宝石。濃厚でぬったりした干し柿がうめぇ。栗もうめぇ。はい。私はいま、貴方よりも確実に幸福な状態にある。
他社のものでも、柿の中に栗が入ったタイプは売られているので、1つはこのスタイルのものを購入するべきだと思う。栗きんとんの世界観が広がる。
購入してきたもので、最後の1つは、補充されるたびに消えていた、何やら箱入りのやつ。中身はこのような感じ。なんだこれは?
お? まさかの陶磁器が出てきたぞ。ガチなヤツだ。プラスチックとかじゃない。
開けると……なんだ? マドレーヌみたいな質感の何かが出てきた。
あっ
もしかして、焼きバター栗きんとん…ってコト!? いや、わからないが、とにかくバターの香りが凄くする。
焼かれているのはビジュアルからも明らかだろう。そして中身は栗きんとんですよ。「満天星一休」の「樹雨」というやつだ。1壺1750円。
公式HPによると “自家製栗ペースト、卵、牛乳、バターなどを混ぜ合わせ壺ごと焼き上げたお菓子です” とのこと。
おもしろいことを考えたものだ。栗きんとんケーキみたいな状態になっている。けっこうしっかり甘く、ほっくりしていて美味い。壺と合わさり、スペシャル感がある。これはモダン栗きんとん感。これもまた、栗きんとんに関する世界観が広がる品だ。
ということで、すぐに行くべきです。中津川の栗きんとんなんて、日本の秋の一番美味いものの1つでしょう。今の新宿高島屋には、その栗スイーツのトップブランドが勢ぞろいしているのだから。
夕方以降でまだ買えるのかは、ちょっとなんとも言えない。朝イチで勝利を確定させるべきだと思う。
江川資具



















「材料さえ揃えればほぼタダで手に入る」なんてのは素人の浅はかな考えであるということを、栗きんとん作りで痛いほどに思い知らされた
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