6~10歳の子どものいる人にお尋ねしたい。私たちが生きている星はどこ? と尋ねたときに、きちんと答えられるだろうか。
イギリスで行った調査で、衝撃的な結果が明らかになった。500人の6~10歳を対象に調査を行ったところ、なんと10人に1人が、地球に生きているということを理解していなかったという。その子たちが生きていると思い込んでいた星は……。
・土星や火星?
この調査は、英国のリゾート施設を運営している「アルトンタワーズリゾート」が実施したものだ。それによると、全体の88パーセントが地球上で生きていることを理解していたのだが、残りの子どもたちの一部は土星や火星に生きていると考えていたという。
・アボカドがわからない
また、プロサッカー選手のデビッド・ベッカムや音楽プロデューサーであるサイモン・コーウェルのことは良く知っているのに、10人に4人は「アボカド」を判別することができなかったそうだ。さらに全体の4パーセントの子どもたちは、三角形が二辺で成り立つと思っていたようである。
・交流しているとき
同社は、今後遊んで学べるテーマパークをオープンする予定である。ある専門家はこの施設について、「子どもは交流しているときに、もっともよく学ぶことがわかっている。そのうえで、この施設は遊びを通して、学習を促進し続けるだろう」と期待している。
昔よりも子どもが自然に学ぶ環境が損なわれてしまったのだろうか。どのような施設になるのか、気になるところである。
参照元: Metro.co.uk(英語)
イラスト: マミヤ狂四郎