春到来! 初夏のような陽気さえ感じる今日この頃、ビールがおいしい季節になってきた! ビール好きにとってはこのだんだん暑くなってくる感じが、たまらないはず。だって日増しビールがウマく感じられるのだから。
そんなビール好きにぜひともチェックビールサーバーがある。その名も「トルネード」だ。従来のサーバーと異なり、ビールをカップの底から入れるのである。専用のカップをセットすると、カップの底からビールの泉がわき上がるように、シュワシュワシュワっとカップがビールで満たされる。何コレ、ちょっとカッコいいッ!
・2013年に150台導入
実はこのサーバーは、2012年全国で初めて兵庫県の甲子園に導入された。2013年に全国で150台導入されたそうなのだが、まだまだ目につくような場所にまで普及していない。
・ボタンを押すとビールが湧き上がる
そのうちの1台が、ケンタッキーフライドチキンの東京スカイツリータウン・ソラマチ店に設置されている。実際にビールをオーダーしてみたところ、その注ぎ方に衝撃を受けた。専用のカップを突起のある注ぎ台にセットして、ボタンを押すとビールが湧き上がり、カップが満たされた。
・泡のキメが細かい
ビールが渦を巻きながら、カップを入って行くさまはまさにトルネード。そして、横についているノズルで泡をつぎ足すと、おいしい生ビールの完成である。飲んでみると、泡のキメが細かく口当たりがまろやかで、従来のサーバーよりいくぶんおいしく感じられた。ちなみにこのお店では、注ぎはすべてスタッフが行っている。
・注ぎスピードが早い
なお、このサーバーは注ぐスピードが従来サーバーよりも早いそうである。したがって、お店にとっては作業効率が高く、売上にも大きく貢献するに違いない。今後、各地のビアガーデンで目にすることになるのかもしれないぞ。
Report: 佐藤英典
Photo: Rocketnews24
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