誰もの生活に必要不可欠となっているインターネットとメール。それらを利用し、コンピューターやネットワークに侵入し、データを盗んだりシステムを機能できなくさせる「サイバー攻撃」というものが存在する。

そんなサイバー攻撃が、地球上でどれくらい起きているのか、リアルタイムで視覚的に見られるマップがネット上に存在する! どこから攻撃されているのかがわかったり、攻撃数の多い国の順位が表示されたりと、色々な機能を兼ね備えているが、そんなことより……とにかく見た目がカッコイイのだ!!

・どこから攻撃を受けているかがわかる

マップを運営しているのは、様々なウィルスやセキュリティ対策ソフトを手がけるロシアの「カスペルスキー」社。同社が開発したセキュリティソフトが、サイバー攻撃を探知するたびに「どういった手法でどの国から攻撃を受けているか」がわかるように、エフェクト付きで地図上に表示されるのだ。

・「地球儀モード」

マップには、立体的に攻撃の様子が見える「地球儀モード」も存在する。なんと同モードでは、地球の動きをマウスで自在に操ることができてしまうのだ。ズーム機能も充実していて、国をクリックするとその国で探知された攻撃の数も把握することができる。ただイジくりまわしているだけでも楽しいぞ!

・日本は22位

「サイバー攻撃を受けている数が多い国」のランキングは時間帯によって大きく変動するようだ。記者(私)が確認した時点では、ベトナムが1位、ロシアが2位、アメリカが3位という順位であった。ちなみに、日本は22位という順位だったが、それども相当な数の攻撃が探知されていた。

世界中で起きているサイバー攻撃を、「ちょっとしたゲーム感覚」で眺めることができてしまうこのサイト。使用しているブラウザーの環境によっては、見ることができない場合もあるのでご注意いただきたい。

参照元: Kaspersky (英語)
執筆: ユーニーマン

▼解説動画。とにかく見た目がカッコイイ!