彼氏や意中の男性に構ってもらいたいがため、謎の嘘をつく女性が存在します。まるで、ほかに言い寄ってくる男性がいるかのような言動をしたり、近所が物騒だとデマをでっち上げたり……。愛する男性を思うがゆえの嘘、健気ですね。と言いたいところですが、健気どころかサイテーのクソ女です! 今回は、「嘘つき構ってちゃん」に喝を入れたいと思います。
・ヤキモチをやかせようとしてもムダ
もっともスタンダードな嘘が、「ほかの男性の影を匂わせる」パターン。「女友達に合コンの人数合わせを頼まれちゃった」とか、「元カレからたまにメールが来る」などが多いようです。これをやってしまう気持ちはわからなくもないです。恋愛ハウツー本を開くと、「彼氏に適度なヤキモチをやかせちゃおう」と記されていますからね。
・貴女への関心の問題
適度なヤキモチは、たしかに恋愛の良い刺激になるかもしれませんが、架空の合コンや元カレネタは、方法として間違っているのではないでしょうか? なぜなら、そういった嘘が出てくるという時点で、貴女は相手男性から良い扱いを受けていないということになりますよね? 良い扱いを受けていないということは、相手男性にとって貴女は「関心の薄い女性」です。自分にとって関心の持てない人物が合コンに行こうと昔の恋人とメールしようと、ぶっちゃけどうでもいいものですよ。
・別角度から考えるべき
芸能人の熱愛を例に挙げるとわかりやすいかと思います。自分が好きなタレントさんの熱愛報道は気になってしまいますが、なんとも思っていないタレントさんだと、大して興味を引かれないですよね。適度なヤキモチをやかせたいなら、仕事が充実しているとか、新しい趣味を見つけたとか、竹やぶで一億円拾ったとか、別角度から考え直しましょう。
・彼は小市民です!
近所に痴漢が出ただの、深夜にポルターガイスト現象が起きただの、「怖い!」をアピールする女性もいますが、男性側としては「俺は小市民だぞ」としか言いようがありません。相手男性が、警察官だとか霊能者なら話は別ですが、小市民としては打つ手がないのです。せいぜい、「警察に相談したら?」とか「盛り塩したら?」程度の言葉しか出てこないでしょう。彼を愛しているのなら、彼を困惑させる言動は慎みましょう。
・まとめ
イソップ童話の『オオカミ少年』をご存知でしょうか? 羊飼いの少年が、「オオカミが出た!」と嘘をついて、大人たちを混乱させるお話です。少年がしょっちゅう嘘をつくため、大人たちは嘘に慣れてしまい、いざ本当にオオカミが出たときには誰も助けに来ませんでした。オオカミ女になってしまわぬよう、くれぐれもご注意を。