先日、Jリーグの試合で炸裂したサッカー漫画『キャプテン翼』の必殺技ばりの美しいゴールをご紹介したが、W杯欧州プレーオフの試合でもその必殺技が再現されたと話題になっている。
前回と違うのはオウンゴールでネットを揺らしたということだが、見事なまでの『反動蹴速迅砲』となっているぞ。その様子は動画「Romania – Greece 1-1 Vasilis Torosidis Funny OwnGoal」で確認可能だ!
・『反動蹴速迅砲』とは
まずは、もう一度『反動蹴速迅砲』をおさらいしておこう。相手の蹴ったボールを蹴り返し、威力を倍増させるのが特徴の必殺技だ。前回もお伝えしたが、鉄壁の GK 若林からもゴールを奪ったシュートである。
・W杯プレーオフでの出来事
必殺技が炸裂したのは、2013年11月19日に行なわれたブラジルW杯に向けた欧州予選プレーオフのセカンドレグ・ルーマニア vs ギリシャの試合だ。ギリシャ1点リードの後半10分にそのシーンはやってくる。
・一連の流れ
オウンゴールまでの一連の流れを簡潔に表すと次のようになる……
ルーマニアが素早いパスワークで攻める → 慌てるギリシャ DF 陣 → クリアを試みる → 同じタイミングで DF が重なる → 味方同士で『反動蹴速迅砲』が炸裂 → ボールは自陣ゴールへ
……といった流れだ。ボールはキーパーの手が届かない場所を通過し、無情にもネットを揺らすぞ。
・このオウンゴールに対するネットユーザーの反応
「なんやこれw」
「クッソワロタwww」
「予想以上に豪快なシュートだった。」
「アメージング笑 うますぎっ笑」
「あんなスーパーシュート見たことないよ」
「なにをどうしたらそうなるんだwwwwww」
などなど、どうしてこうなったといったものや豪快なシュートだったというコメントが多数。まるで『キャプテン翼』の漫画の世界といった声や見事なツインシュートというコメントも多く見られた。
ちなみに試合は1ー1の引き分けで終わったが、ホームで3ー1で勝利してアドバンテージがあったギリシャが逃げ切り、ブラジルW杯への出場を決めた。1点の重みがある最終予選なだけにギリシャはさぞ肝を冷やしたことだろう。