人気アプリ「LINE」。無料でメッセージのやりとりや音声通話ができ、友達同士のやりとりだけでなく、仕事でも使っている人も多いだろう。そのLINEを運営するNAVERのサーバーが、2013年7月にハッキング被害に遭っていたのをご存知だろうか? 

その不正アクセスにより約169万件の個人情報が流出した恐れがあったそうだ。犯人はすでに特定済と発表されていたが、最近になり海外で犯人は台湾居住の大学生だったと報じられ、この不正アクセス事件が再び注目されている。

・7月に起こった不正アクセス事件

この不正アクセスは、2013年7月19日に行われたものだ。NAVER は不正アクセス発覚後、流出されたと見られる169万件の個人情報の不正利用等の痕跡はないと発表。不正アクセスをした「人物を特定」し、さらにそれが「海外の人物である」と発表していた。

・犯人は台湾居住の大学生か

その犯人について、台湾の合情報誌『時報周刊』が台北科技大学に在籍する4年生の男子学生と報道したそうだ。この学生はすでに取り調べを受けており、閲覧した個人情報について外部に漏らさないという念書も交わしているという。

幸い、流出したと見られる個人情報は不正利用されたり、第三者へ提供された痕跡は見られなかったとのこと。

・安全神話はどこにもない

NAVER だけでなく、ネットバンクやメールサービスなど様々な企業が不正アクセスの被害に遭っている。やはり、いくら信用できるサービスでも、「絶対に安全」というものはないのである。利用する我々もそのことを頭に置き、同じパスワードを複数サイトで利用しないなど自衛につとめるべきだろう。

参照元:NAVERjapan.internet.comET Today(中国語)