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国民全員に等しく課せられる税金、消費税。2013年9月現在の税率は5パーセントだが、政府が予定どおり税率を引き上げた場合、2014年4月には8パーセントに、そして2015年10月には10パーセントとなる。

税金が上がれば上がるほど、庶民の生活は苦しくなると予想される。だが、捨てる神あれば拾う神ありで、低所得者に対しては給付金が配られるという。いったい、いくらもらえるの?

・一人一万円

消費税率が5パーセントから8パーセントに上がると、負担が3パーセント分増えることになる。その対策として低所得者に配られる給付額が、与党関係者から明らかになったのだが……。

なんと、一人一万円を軸に調整を進めるそうだ。乱暴な言い方だが、「一万円あげるから、8パーセントの期間を乗り切ってね」ということになる。繰り返すが、給付の対象者は低所得者、産経新聞によれば主に住民税の非課税世帯になる見通しだそうだ。

・このニュースを知ったネットユーザーの声

「だめなやつだこれ。」
「少ねぇw」
「低所得者はいくらからなん?」
「小手先の誤魔化し!」
「何の意味があるの?」
「ケチケチダネ‼ 」
「低所得者に一万円ポッキリで対策になるわけがないだろ…」
「こういう無駄はやめてくれ!」
「1日あたり18円だそうです。弱者切り捨て」
「小1のお年玉ですね・・・」
「かかる経費いくらよ」

などと、給付額もさることながら、措置そのものに対する疑問の声も上がっていた。

・低所得者の食費から試算

なお、「一万円」という給付額は、低所得者が食料品にかける費用から試算されている。その金額は月額1万5千円、年間で18万円とされている。

予定どおりにいけば、消費税率が8パーセントから10パーセントに上がるまでの期間は1年半となる。その1年半は、消費税の負担が現状の5パーセントより3パーセント高くなるため、今回の「簡素な給付措置」を実施予定だそうだ。

つまり、低所得者の1年半の食費は、18万円×1.5=27万円。そこにかかってくる増税分の税金は、27万円×0.03=8100円。他にも負担があるだろうから、きりがよく一万円に、ということだろうか。 

消費税が増税されるかどうかは10月1日にも最終判断が下されるという。増税と今回の給付措置、あなたはどう思う?

参照元:47NEWS産経ニュース、Twitter