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「ワタミグループ」といえば、居酒屋『和民』や介護事業など幅広く事業展開しているグループだ。会長の渡邉美樹氏が一代で急成長させた企業としてもよく知られている。

だが、その労働環境から「ブラック企業では?」と、ささやかれることも少なくない。そんななか週刊文春が「365日24時間死ぬまで働け」などと書かれた “ワタミの社内文書” を公開し話題となった。

その話題は海外にも広がっている模様。ある海外メディアが「洗脳されているから “残業” ではない?」、「日本は大丈夫?」という旨のコメントつきの動画を発表し注目されている。

動画『死ぬまで働け ワタミ社内冊子』を公開したのは香港や台湾を中心に展開しているメディア『NEXT Media』傘下の『TomoNews』だ。動画は日本語の説明が添えられており、「日本でワタミがブラック企業ではないか」と言われていること、それに対する渡邊美樹会長の反論、そして「死ぬまで働け」と書かれていたという文書を紹介した。

一連の流れがわかりやすくまとめられているのだが、注目したいのはそれだけではない。動画では「(研修で)社員を洗脳し自主的に “サービス残業” をさせているということでしょうか?」、「なるほど! 残業時間が増えないわけですね」と痛烈に皮肉っているのだ。

また、渡邊氏が2013年夏の参議院選挙に自民党から出馬することにも触れ、「こんな人を政治家にして本当に大丈夫なんでしょうか?」と、コメントもしている。海外メディアからも心配されてしまうとは……。

ちなみに動画には「ワタミをブラック企業だと思う人はイイネをクリック!」と表示されている。視聴者の反応は……動画でご確認いただきたい。

参照元:Youtube