ネットで公開されたあるショートアニメが海外で話題となっている。それは海上の島で発見した宝を取りにいく冒険アニメ『Basilisk(バシリスク)』だ。
ジブリ作品を思わせる優しい色使いとスピード感に圧倒されるが、この作品はなんと個人が、それも日本人学生が作ったという。この動画を見たネットユーザーからは「素晴らしすぎる」、「彼女は未来のトップアニメーターになる」と絶賛されている。
『Basilisk』を制作したのは、カナダのシェリダン・カレッジの4年生であるアミ・トンプソンさんだ。作品は、1年間かけて卒業制作として作られたものだそうだ。
アニメ自体はわずか1分40秒ほどのもの。セリフも一切ないものだが、ストーリー展開、なめらかな動き、そして何よりスピード感がハンパない!! 短いながらも見ている人をワクワクさせるようなエッセンスがぎゅっとつまっているのだ。
『Basilisk』には世界中のネットユーザーから
「素晴らしすぎる」
「優しい雰囲気が好き!」
「動きが『カウボーイビバップ』みたい」
「これ本当に個人の作品!?」
「セリフが入ったのも見てみたいよ」
「続きはどうなったの!?」
「ファンタスティック! ショートアニメでこんなにワクワクするなんて!!」
「彼女は未来のトップアニメーターだわ!」
また、自身もアニメーターだというネットユーザーからも「キャラクターデザイン、モーション、ディレクション、どれも素晴らしい。よくやった!」と賞賛の声が届いている。
アミさんは2012年~2013年にかけてディズニーやジブリのインターンシップに参加したことがあるという。どちらも行きたいと願ってもなかなか採用されるところではない。まさに実力は折り紙つきだと言えよう。うーん、これは世界に名を轟かせるアニメーターの誕生の予感である。今後の彼女の活躍に期待だ!
参照元:Youtube、Awesome-robo(英語)
執筆:沢井メグ
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