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気候も人もあたたかい人気の観光地・台湾。夜市や温泉もいいが、旅行者の間で人気なのは、ゆったりとノスタルジックで美しい風景をめぐる台湾鉄道の旅だ。

その台湾鉄道が22年ぶりに食堂車を運行させるという。それだけでも胸がアツくなるニュースだが、台湾鉄道局の本気はそんなものではなかった。なんと新食堂車を可愛い美少女イラスト満載な萌え萌えキュン仕様にしてしまったのだ。完全に痛車状態だと話題になっている。

電車に描かれている萌えキュン少女たちは、台湾のオリジナルキャラ「台湾鉄道少女」である。鉄道少女たちは運転手さん、乗務員さん、コックさんなどの制服を着用。しかもキャラ設定もなかなか細かい! むむむ! これは、なかなかツボを心得ていらっしゃる。さすがや、さすがやで、台湾さん!

台湾鉄道少女のFacebookページによると

「2012年12月、幾度もの会議を経て、台湾鉄道管理局は鉄道少女を正式に新しい食堂車のデザインに採用することを決定しました。台湾鉄道は1891年開業、清朝、日本統治政府、そして現在の国民政府が運営してきましたが、日本のアニメ風の絵が採用されるのは初めてのことです」

とのことである。そう、痛電車が走るのはまさかの国営路線なのである。

鉄道少女について台湾のネットユーザーは

「イラストだけかと思ったら本当に走っててビビった」
「食堂車をメイド喫茶にしてほしい」
「台鉄がついに本気を出した!」
「ついに俺たちの台湾にも鉄道むすめができたぜ」

日本のネットユーザーも

「台湾、始まったな」
「台湾、すげぇ」
「予想以上にイタイ」
「あー、痛たたたっwww」
「日本の一歩先をいってる」
「ちょーかわいい!ちょっと台湾行きたくなった」

と、注目をしている。

食堂車は台湾本島を一周する観光列車「環島之星号」の51便、52便、71便、72便に連結される予定だという。

なお、当初は2013年2月に運転開始と報じられていたが、現在はまだ走っていないようだ。台湾鉄道少女Facebookによると3月には正式に運行するのではないかとのこと。また、現在、痛電車は秋・冬バージョンの2両のみだが、人気が出れば春・夏バージョンの列車も増えるかもしれないという。

痛電車でめぐる台湾……考えただけでワクワクする! 台湾の旅がますます楽しくなりそうだ。

(文=沢井メグ
参照元:Facebook 台湾鉄道少女TVBS(中国語)

▼オレンジの秋バージョン

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▼ブルーの冬バージョン

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▼全体のデザインはこんな感じ

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▼グッズもあるよ!

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▼キャラ設定が細かいのもミソ、こちらは車掌のレールちゃん

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▼痛食堂車専属コックのシアちゃん

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▼乗務員のドロシーちゃん

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▼同じく乗務員のアリスちゃん、ドロシーちゃんとは双子だよ

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▼うう、可愛い……!

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▼こちらは2012年12月に行われた試運転の様子だ


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