ラオスの首都ビエンチャンで2012年11月17日に開催された「第40回コミックパーティー in ビエンチャン(Comic Party in Vientiane!)」。その時のコスプレ事情は過去記事『メコンの夕日に初音ミク! これがラオスのコスプレだ!!』にてご紹介した。
意外にもレベルの高かったラオスのコスプレ。しかし、ハイレベルなのはコスプレだけではなく、日本語での歌声……そう、「アニメソングコンテスト」も筆者の想像をはるかに超えるレベルだったのである!
■想像以上に上手だったラオス人の日本語アニソン
出場したのは4人のラオス人と、1人の日本人。その日本人というのは筆者(私)である。事前にエントリーし、歌う曲目の音源も用意しておかなければならないという、かなり “マジ” なコンテストだ。1人目、2人目……と出場者がアニソンを歌っていく。
彼らの歌声と曲目は動画『第40回コミックパーティー in ビエンチャン(Comic Party in Vientiane!)』にて確認していただきたいが、日本語はほぼ完璧であり、歌唱力もかなりのもの。「そうとう歌い込んでるな」といった印象である。
■日本人代表の私は思い切りスベッた
そして私の出番がやってきた。歌う曲は『今日もどこかでデビルマン』。緊張の面持ちでステージにあがると、「ズンダカズンダカッ♪」と軽快なイントロが始まった。そして「だ〜れも知らない知られちゃいけ〜ない〜♪」と声を張り上げて歌い始めると……!!
最初こそ客席から「フォォー!」と歓声があがったものの、リアクションはそれっきり。それ以降は思い切り「シーーーーーーン」とメコン川沿いの特設会場は静まり返ってしまったのである。その時のようすも動画で用意したので確認してほしい。
コンテストの結果はもちろんビリである。『今日もどこかでデビルマン』は、ラオス人にとってはマニアックすぎたのかもしれない。また、他の出場者に比べて圧倒的に歌い込みが足りなかったと大反省だ。次に出場するときには世界的に有名なドラゴンボールあたりの歌にしたいと思う。
(文=GO)