日本でも普及率が高まっているスマートフォン(スマホ)。アプリ次第で1台で何役もこなせる頼もしいパートナーだ。ビジネスにプライベートにと活用されている人も多いだろう。
ユーザーも多いだけに「なくしてしまった!」という人もやはり多い。しかしその数字を改めて見ると、なんと世界中で1年間に行方不明になったスマートフォンは2兆3500億円相当にものぼるそうだ。そのほか、なくなったスマホに関するデータが発表された。
この調査結果を発表したのは、Background Checkというサイトだ。スマホ向けセキュリティ及び端末位置アプリを開発しているLookout社のデータを元にインフォグラフィックを作成。そこに公表された驚くべき数字をご紹介しよう。
■世界中でなくなっているスマホに関する数字あれこれ
・世界中で1日でなくされているスマホは700万ドル分(約5億5000万円)
・年間だと300億ドル(約2兆3500億円)
・クリスマス1日でなくなったスマホは1億1000万ドル相当(約86億円)
・正月休み期間では1億4000万ドル(約110億円)
・なくなったスマホの3分の2は21時~翌日午前2時にかけて行方知れずになっている
どうやら祝祭日など、お祭り気分で浮かれているとき、夜中など注意散漫になりがちな場所や時間になくなっていくようだ。
■ではどこでなくなるの?
では、一体どこでなくしがちなのだろうか。アメリカでは地域によって異なるようだが、スマホがよくなくされている場所は
・オフィスビル
・スーパー/ ショッピングモール
・ファストフード店
・オフィス
・教会
・ピザ屋
・カフェ
・ガソリンスタンド
などだそうだ。
ちなみに、世界で一番スマホがなくされている場所はイギリスのマンチェスターとのことである。
別の調査によると、なくしたスマホが持ち主の返ってくる確率は50パーセントだという。返ってきたとしても、悪意を持って中のデータを見られている可能性もある。
アメリカを中心とした調査結果とはいえ、これを見てヒヤッとした方もいらっしゃるかもしれない。スマホは1台で何でもできてとっても便利。だが情報を集約させているからこその危険性がある。ポーンと置いてしまわないで、しっかりと管理したいところだ。
参照元:Background Check(英語)