米オレゴン州の森の中を歩いていくと、突如どどーん! と現れる巨大な飛行機。なんとも不可思議な光景だが、ミステリーではない。もちろん着陸地点を間違えたわけでもない。これは、とある飛行機マニアが住む夢のマイホームなのである。
住人のブルース・キャンベルさんは念願かなって、727-200型飛行機を手に入れた。ボーイング社製の短・中距離用旅客機である。これが彼の豪邸だ。彼の新居の様子は動画「Oregon man transforming a 727 Passenger Jet into a house」でも確認することができる。
まだリフォーム途中とのことだが電気はすでに通っており、3つあるトイレのうち1つは使用可能。配管工事などすべてを自分でこなし、簡易的ではあるがシャワーも設置済みだ。
元客室部分にあった座席はすべて取りはらい広さも十分。これから徐々に住みやすいよう整えていくとのこと。コックピットは彼の遊び場で、翼は快適なテラスになり非常用の扉から簡単に出入りできる。
「今はまだ実験段階のようなものだけど、いつか私と同じように飛行機に住み始める人が出てくると思うし、そうなってほしいね。すべての人にとって夢のマイホームとはいかないけれど、多くの人が気に入ると思う。少なくとも私にとっては最高のすみかだよ!」と彼は満足そうに語っている。
全く彼の飛行機に対する情熱はハンパない。夢とロマン溢れる飛行機住宅は、航空機ファンなら見逃せないだろう。
参照元:CNN、YouTube GirlofGoodtimes