検索サービス「Google」のトップページが、またまた奇妙な仕様になっていることにお気づきだろうか? 何やらピアノのような楽器が登場しているのだが、これは「モーグ・シンセサイザー」と呼ばれるものだ。これは1970年に、ロバート・モーグ博士が作ったアナログシンセサイザーを再現したものである。
今日(2012年5月23日)はモーグ博士の生誕78周年、それを記念したものだ。これを使って作った、人気ゲーム『ドラゴンクエスト(ドラクエ)』の序曲がネット上で話題となっている。実はGoogleのモーグシンセの演奏は非常に難しい。投稿したユーザーはそれを見事に弾きこなしているのである。
ドラクエのテーマを演奏しているのは「Mint」というバンドで活動している、ピアニスト・キーボーディストの紅い流星さんだ。彼は、演奏を数回に分けて収録し、それをひとつの曲として完成させている。
Googleのモーグシンセを演奏するには、キーボードの1から0までの数字と、マウスを利用する。しかしキーボードでは黒い鍵盤(シャープやフラット)を押すことができない。そこで彼は、白い鍵盤をキーボードで鳴らしながら、マウスで黒い鍵盤を押しているのだ。
キーボードとマウスを駆使して、演奏するのは大変難しい。これを弾きこなすのは、たとえピアニストといえども至難のわざ。Googleのモーグシンセを操る紅い流星さんは本当に「すごい」の一言に尽きる。お見事!!
参照元:Youtube Akai Ryu-sei
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