海外旅行のひとつの楽しみが「珍妙な日本語」探しである。チンプンカンプンな日本語が書かれたお土産は笑いも取れて、ネタとしても最高だ。
だが、ちょっと笑えないケースも出ているよう。何と大手パソコンメーカーLenovo(レノボ)の製品のマニュアルの日本語が解読不能なほどヒドイと話題になっている。
日本語がヒドイと話題になっているのは、中国に本社を持つLenovoの超薄型ノートパソコン・IdeaPad U300 / U400シリーズのマニュアルだ。その一部ご紹介しよう。
・快速起動技術があなた方の今ぴゅーがの起動時間を短くにする
・バッタリー保護
バッタリーが長期間使わないと、 バッタリが過放電される可能性がある、 それに分解のスピードを早くに引き起こす可能性がある。
・コンピュータが長期間使わないと、バッタリーグループが睡眠モデルになり、過放電を防ぐ。 バッタリーが睡眠モデルに入る後、 電源アダプタを使わない場合、 コンピュータを起動できません。電源アダプタをコンピュータに接続し、バッタリーグループをアクティブにさせる。(マニュアルより引用)
などである。読んでいてこんなに疲れる日本語もなかなかないのではないだろうか。とても大手メーカーの説明書には思えない。ユーザーも「なんとなくわかるがこれはヒドイ」、「Lenovo大丈夫なのか!?」などと不安になっているようだ。
マニュアルを確認したところ、ひどいのは冒頭だけである。他のページでは「バッタリ」もちゃんと「バッテリー」と記載だ。Lenovoの本拠地は中国。マニュアル作成にも現地スタッフが携わっているのだろう。恐らくページごとに分業し、最後にまとめたものではないかと思われる。日本語翻訳の精度もさながら、最終チェックが甘いとも言えるのではないか。
それにしてもこんな珍妙な日本語、海外でならまだしも日本でお目にかかることになろうとは……実は記者Lenovoユーザーなのでこのマニュアルは結構ショックである。せっかく使いやすい製品、説明書もわかりやすいものにしてほしいものだ。
参照元:Lenovo IdeaPad、Lenovo IdeaPad U300/U400シリーズ ユーザーズガイド
Illust:rocketnews24.
▼こちらがマニュアルの一部、うーん日本人でもワカラナイヨ