本日3月1日の午前7時半過ぎ、茨城県沖を震源地とする大きな地震にビックリした人も多いのではないだろうか? 気象庁発表によると、マグニチュードは5.4。昨日2月29日の深夜23時半ごろに起きた地震も大きかった。震源地は千葉県東方沖で、マグニチュードは5.8。

なんだか最近、大きな地震が多い気がするのだが……これって気のせいなのかしら? ということで、本誌でも以前ご紹介した「日本で起きた地震がリアルタイムで表示される地図」を使って調べてみた。

日本で起きた地震がリアルタイムで表示される地図こと「Japan Quake Map」によると、ここ一週間のうちに発生したマグニチュード3以上の地震の回数は25回。

2月24日の金曜日から数えると、24日は4回、25日は1回、26日も1回で、27日は3回、28日になると2倍以上に増えて7回、翌29日も7回で、本日3月1日は現在のところ2回である。ここ数日は地震が多いことがわかる。

ちなみに昨年の3月11日から本日まで、マグニチュード3以上の地震が起きた回数は1840回。ピークは震災翌日の3月12日に記録した148回だが、それ以後は徐々に徐々に少なくなり、5月中旬からは1桁台。0回~5回程度が続いている。

なお、昨年5月中旬以降にマグニチュード3以上の地震が一日7回以上発生した日は、5月10日、28日、6月1日、13日、23日、7月10日、11日、9月17日、年があけて2012年の1月28日、そしてここ数日の2月28日、29日。以上11日のみである。

何事も起こらければよいのだが、常日頃からの地震対策意識は重要である。備えあれば憂いなし。万が一の時にそなえて、今のうちから準備しておくべきであろう。

参照元:Japan Quake Map(日本語)