スイーツは心の栄養である。別に食べなくても生きていけるが、食べると幸福をもたらしてくれる。だかその幸せは一瞬だ。食べ終わった後は「太るかもしれない」という恐怖との戦いが始まる。

しかし、旨味を知ってしまった人類はもはやスイーツを断つことはできないだろう。太りにくくなる上手な食べ方をご紹介したい。
 
1.バターや砂糖の少ないものを選ぶ
甘いものは全部が全部敵というわけではない。フルーツゼリーや小豆にはビタミンや繊維質など体に嬉しい栄養素が含まれている。太りやすいのはバターと糖分を多く含むものだ。食べるときは、バターと糖分の摂取量を気をつけることが重要だ。
 
2.一回分の量を決める
頭ではわかっていてもどうしてもバターやクリームたっぷりのケーキが食べたい……じゃあ食べてしまえばいい! だが、あれもこれもと食べてはいけない。週に多くても1~2回、毎回1つだけというルールを決めるべきである。
 
3.食事量を抑える
誰でも胃はひとつだけ、別腹の存在など幻だ。もし甘いものを食べたいのなら、主食やおかずの量を4分の1を減らすといい。だが、甘いもののために食事を抜くのは厳禁だ。栄養が偏るだけでなく、空腹状態で甘いものを食べると体への吸収が早くなり、知らず知らずのうちにたくさん食べてしまう危険性があるのである。
 
4.別のもので胃を満たしておく
どうしても誘惑に勝つ自信がなければ別のもので先に胃を満たしておくといい。例えば食べる前なら繊維質が豊富な野菜や果物を、食べるときは水分も多めにとること。空腹状態を緩和し、甘いものの食べすぎを防止できる。
 
5.ゆっくりと味わって食べる
食べ物を血糖値が上がる。血糖値が上がりすぎると体内にエネルギー余っている状態となりそれが脂肪として体内に蓄積されてしまう。
甘いものを食べるときはよくかんでゆっくりと食べること。こうすることで血糖値の急激な上昇を防ぐことができ、脂肪になりにくくなる。
 
6.寝る前には食べない
菓子類を夜食にするのは自殺行為だ。よく知られているように眠っている間は活動しているときより消費されるエネルギー量が少なくなる。その眠りに就く前にカロリーを投入するなどわざわざ脂肪を作るようなものだ。甘いものを食べるなら、できるだけ早い時間に食べるべきである。
 
7.食べたらすぐ動く
太りたくないなら、カロリーを消費するしかない。たとえば午後に甘いものを食べたら、その日の晩、遅くとも翌日には運動をし余分なカロリーを消費した方がいいだろう。今度今度と延ばしていたら確実に脂肪になってしまう。
 
8.カロリーコントロールのために絶食は禁物
甘いものでカロリーを摂りすぎた分、絶食してカロリーコントロールするのは間違いである。息をして生活するだけでもカロリーは必要だ。もしドカ食いと絶食を繰り返せば新陳代謝が下がってカロリーが消費しにくい体になり、太りやすくなるので注意が必要である。
 
以上である。

バターや糖分の多いものを避け、量と食べる時間をコントロールできれば、甘いものも恐怖ではなくなるということだ。上手につきあい心身ともにバランスがとれた生活を送っていきたい。

photo:Rocketnews24.

参照元:看中国(中国語)