1990~91年にかけて、NHK総合で放映されていたSFアニメ『ふしぎの海のナディア』をご存知だろうか? 主人公の少女ナディアと少年ジャンが、謎の宝石ブルーウォーターをめぐり、悪の組織との攻防を描いた物語。過去に、NHK衛星第2や民放でも再放送されてきたのが、この度、Eテレ(NHK教育)での放送が決定した。しかも、デジタルリマスター版の高画質になって帰ってくるという。

このニュースに同作のファンは歓喜しており、「おああああまじかあああああああ!」「うひょおおおおお!」といった雄たけびにも興奮の声を上げているのだ。

高画質での再放送の報せは、NHKのアニメワールドブログに投稿されたものだ。それによると、同作は2012年4月7日より、毎週土曜日午後5時55分から放映開始になるようだ。

この作品は当初、宮崎駿監督がNHKアニメシリーズとして手がける予定であった。だが、企画は実現せず、監督は後にスタジオジブリで『天空の城ラピュタ』として作品化することとなる。一方のナディアは、東宝とグループ・タックが制作を進め、1990年4月の放映開始にこぎ着けたのだ。

実はこの2つの作品にはいくつか共通点があり、「古代文明」や「青い秘石」が登場するのは、先に述べたいきさつによるものなのだとか。いずれにせよ、2012年4月に名作アニメが高画質になってよみがえる。

この報せにインターネットユーザーは歓喜しており、興奮を抑えきれないコメントがTwitterに相次いで投稿されているのである。放映当時を知らない人でも、存分に楽しめる作品なので、ご覧になってはいかがだろうか。

参照元:NHKアニメワールドブログ