2011年12月6日、東京・赤坂にサンドイッチのチェーン店「サブウェイ」が、パンのおいしさを追求するお店をオープンした。その名も「ブレッドラボ」。このお店は同チェーンが敷島製パン株式会社と技術協力し、新規開発商品をテスト販売するアンテナショップとして今後全国に展開する予定だ。早速お店に行ってこだわりパンを食べてみた

このお店は、赤坂見附駅のすぐそばのサブウェイと併設している。外観は別店舗のように見えるのだが、店内はつながっており、2店舗を行き来することも可能だ。店内は木を基調とした落ち着いた雰囲気、本家サブウェイと比べて地味な印象を受ける。

サブウェイでは、ショーケースに並んだ具材を選んでサンドイッチをオーダーするのだが、ここはパン屋さんのように並んだパンをトレイに取って、レジで会計をするのである。こだわりのお店というだけあって、どのパンも大変おいしそうだ。しかしそのサイズがどれも小さい。1個100~160円以内の価格帯の品揃えなのだが、街のパン屋さんと比べれば若干割高な印象を受ける。

それだけこだわっているのではないかと考えられるのだが、味はというと「びっくりするほどおいしい!」とはいかないのが率直な感想である。たしかにおいしいのだが、価格に見合う満足度かというと、正直ちょっと物足りない。

私(記者)は、『ほうれん草のパイ 100円』、『白いクリームチーズ 100円』、『タルティーヌ ベーコン&チリトマト 160円』の3品を食べたのだが、これで360円であればミスタードーナツで同じお値段のドーナツを食べた方が良いのでは? と考えてしまう。本家サブウェイでは290円で「得サブ」というお得メニューを提供することもある。サンドイッチと比べると、やはり満足度という点で劣るような気がする。

新規開発商品をテスト販売するお店と位置づけられているようなので、今後開発される斬新なパンメニューに期待したい。

写真:Rocketnews24
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▼ お店は赤坂見附駅近くのサブウェイの隣
▼ こちらはタルティーヌ ベーコン&チリトマト 160円
▼ ほうれん草のパイ 100円、一口で食べられる大きさ
▼ 白いクリームチーズ 100円

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