「ポンチャック・ディスコ」という音楽ジャンルをご存知だろうか? 韓国で誕生した大衆民謡であり、2拍子を基調とした独特のリズムでメドレー式に歌い続ける音楽である。一息つくヒマもないほどのスピード感から、バスやタクシーの運ちゃんが眠気覚ましのために車中で流したりもする、由緒正しき元祖K-POPである。

そのポンチャック界の帝王といえば、かつて日本でも静かなブームとなった「イ・パクサ(李博士)」。伝説の深夜番組『進め!電波少年』のエンディングテーマとして使われたこともあり、電気グルーヴに多大なる影響を与えたことでも有名だ。

そんなイ・パクサの最新映像をYouTubeで発見! あまりにも衝撃的、激アツすぎる映像につき、ご紹介せざるを得ない。

人知れずYouTubeにアップされていたのは、「イ・パクサ(李博士)民謡メドレー2011」という動画である。説明によると……「2011年8月18日、ソウルの北、ヤンジュ市郊外の某ガーデンで催されたパクサ公演の映像です」とのこと。

韓国ネット界でも、最近のイ・パクサ情報は皆無に等しく、この動画は現在確認できる大変貴重な最新映像。イ・パクサファンにとっては、涙が出るほどウレシイ動画なのである。

気になる動画の内容だが、これまた胸が熱くなるほどのイ・パクサぶりであり、今だ現役バリバリ、ポンチャックの帝王健在!といった具合。おなじみのハイスピードなポンチャック・ディスコに乗り、名曲中の名曲『ガンウォンドアリラン』(2011バージョン)を熱唱。

しかもオーディエンスは総立ちの踊りまくり状態。「ハイハイハイハイ!」という合いの手もあり、尋常ではない盛り上がり方をみせている。しかも99%、おばちゃんという、圧倒的な女性人気。調子に乗った男性ファンがステージ最前列で服を脱いでしまう(おばちゃんの妨害により未遂に終わる)ほどの熱狂ぶりだ。

違和感のある「韓流」に物議を醸すことも多い現在の日本。本当に日本に来て欲しい韓流アーティストは、生きる伝説のポンチャック帝王「イ・パクサ(李博士)」ではないだろうか。

参照元:Youtube morisakimorris

【イ・パクサ(李博士)を知らない人のためのオマケ動画】

▼パクサを知らない若者はこの動画を見て勉強しよう

▼過去にはこんなCMも

▼まさかのHey!Hey!Hey!

▼よくわかるまとめ

▼この動画も是非ご覧になってほしい。すっごく勉強になるぞ