一般の書店には基本的に並ぶことはない幻の書籍……それが日本の文化「同人誌」だ。特にエッチなマンガが有名であるが、めちゃくちゃニッチなネタを尋常じゃないレベルまで掘り下げる「知識系」の同人誌なども山ほどあり、実は目が離せないジャンルでもある。

だがしかし、それら同人誌をゲットするには、コミケなどの同人誌即売会や同人誌ショップなど、それなりの場所に行かなくてはならない。実はけっこうめんどくさい。できることなら電子書籍で済ましたいと思う人も多いだろう。

そんななか、国内最大級の同人電子書籍ショップ「DLsite.com」がリニューアルオープンでスマホ(スマフォ)にも対応! さっそくダウンロードして読みまくってみたぞ!

まず最初に書いておきたいことがある。それは、同人誌のような書籍がスマホで読めるということは、実に、実に……ありがたいということだ。マニアすぎる内容の書籍を、電車の中などでおおっぴらに読むわけにはいかない。しかしスマホならば誰にも気づかれずに読破することが可能。ただし後ろに回り込まれないように要注意。

それはさておき、さっそく実読。まずは気になる書籍のページに行き、サンプル画像でだいたいの内容を確認する。いわば立ち読みといった具合である。「これは!」と思ったらダウンロード。価格はそれぞれだが、安いものだと数百円。一般の書店に出回っていない内容が手に入ると思えば安いものだ。

ファイル形式は基本的にPDF。ほか、JPEGの画像形式で配布されている書籍もある。スマフォの性能にもよるが、iPhoneからだとサックサクと読破することができた。なによりセリフがちゃんと読めるのが実にイイ感じである。

記者(私)的に「これは!」と思ったのは、駄菓子屋で売られていた懐かしのアイテムをマンガで分かりやすく説明する『駄菓子解剖図鑑』だ。

超ミニヨーグルト型のお菓子「モロッコヨーグルト」や「金属探知機」、果ては「小型ロケットの先端に火薬を詰めて思い切り投げると着地と同時に『パーン!』と鳴るアレ(投てきロケット)」などを精密な描写で説明していくというノスタルジックな内容。昭和を生きてきた人ならば必見の書。オススメである。

その他にもアノ「日本鬼子」を可愛いキャラにしてしまったマンガ『日本鬼子アンソロジー、劇団鬼子「おによめ」創刊号』や、やり込み度だけでなくシナリオも人気のフリーRPG「魔王物語物語」の製作過程・ノウハウが書かれた『魔王物語物語のつくりかた』、男の子の主人公ヒロミがいきなり女の子になってしまうトランスセクシャルラブコメディ『ひろみくす』など、一般からコアなファンまで楽しめる作品ラインナップとなっている。

PCだけでなくスマホ対応になることで、今後同人誌が更に多くの人へ普及することだろう。商業誌では味わえない魅力もタップリなので、この機会に同人誌の楽しさを一度体験してみてはいかがだろうか。

参照元:DLsite.com(PC用)

▼マンガの内容はこんな感じ。

▼「日本鬼子」が女の子にッ!

▼人気RPGのつくりかただって読める。

▼もちろん正統派のマンガだってあるぞ!