長い間共存してきた人間と動物。もちろんお互い違う部分はたくさんあるけれど、同じ起源を持つもの同士似ている部分も多くある。
そんな人間と動物の類似性を描いたビデオが「The world is where we live(世界は私たちが生きている場所)」というタイトルで公開され、現在大きな反響を呼んでいる。
このビデオは世界自然保護基金が設立50周年を記念して作成したもので、人間と動物、都市と自然、文明と未開など一見相対するものが、どうつながっているかを見事に描いた作品となっている。
例えばあるシーンでは、画面左で人間の女性が子どもを抱え、画面右ではオランウータンが子どもを抱えており、人間と動物に共通する親子愛を映し出している。そしてビデオの最後には「We are all connected(私たちはみんなつながっている)」という文章が浮かび上がり、制作者の強い想いが伝わってくる。
このビデオを見た海外ユーザーは「インスピレーションと感動を与えてくれる作品。そして美しい」、「人間と動物はひとつの生命、ひとつの世界を共有している」というコメントを残しており、視聴者たちはこの作品から強いメッセージを受け取っているようだ。
私たちに多くのことを問いかける今回の世界自然保護基金のビデオ。みなさんはこのビデオから一体どんなメッセージを受け取っただろうか?
(文=田代大一朗)
参照元:POP SOP.COM(英文), Vimeo/WWF
▼こちらが今回の世界自然保護基金のビデオ
The world is where we live from WWF on Vimeo.