ハンパなく暑い今年の夏。この暑さを乗り切るには、涼しい洋服を着るのが手っ取り早く、参考になるのは暑い国の服である。アフリカや南国の島々、暑い国は山ほどあるが、身近な熱帯国といえば東南アジアのタイである。

ということで今回は、タイの女子大生が着用しているピッチピチのパッツンパッツン制服を本誌女性記者に着用させ、その使用感などを徹底レビューしてもらったぞ!

今回用意したのは、ごくごく一般的なタイ女子大生のパッツンパッツン制服。白いシャツに黒いタイトスカート。バンコクの制服店で、上下700円程度で購入したものだ。まず本誌女性記者は、畳まれた上下のセットを手に取り「軽い! なんでこんなに軽いのぉ!?」とビックリ。「いくら夏服とはいえ、畳んだ時の薄さは子ども服なみ。生地も極限まで薄い。かといって、あんだけのパツパツに耐えられるのだから悪い生地じゃなさそう」とのことだ。

そして着用。見事なまでのピチピチ感だ。ここでも本誌女性記者は「パッツンパッツンだけど意外と涼しい! 薄い生地だから風通しがいいのかな」と、女性視点ならではのコメント。また、スカートの両サイドにスリットが入っていることについて「普通、タイトスカートのスリットは後ろに入っていたりするけど、両サイド2本スリットは動きやすくてイイ感じ。動きやすさを重視しているのね」と好印象。男性にとってもセクシーに映るので好印象である。

さらに、着用時のメンタル面では「しめつけられているからなのか、ものすごい気持ちがシャキッとする。『やるぞーっ!』って感じで、仕事もはかどりそう。日本の制服とかって、ここまでピッチリしてないから、ゆとりの着心地、それがそのま気持ちのゆるみに繋がったりも。でもタイのパッツンパッツンには、それがない! シャキッ!」と、学業はもちろんのことビジネスでも十分に通じることを証言した。

さらにさらに、「肥満防止になる」との衝撃発言も。理由は、キツくなったらすぐに分かるからであるという。太ったら絶対に入らない、だからスタイル維持にも気を使うだろうとのことであり、「パツパツだからみんなに見られている感もあって、一瞬たりとも気が抜けない。それすなわち、女に磨きがかかるということ」と、大絶賛の太鼓判を押したのである。

女性の視点からも男性の視点からも、パーフェクトの完成度を持ったタイ女子大生のパッツンパッツン制服。最後に本誌女性記者は、「日本でも流行ってもいいと思う! もっと着たい!」と大満足の感想を述べたのであった。彼女の言うように、日本で流行ることを願ってやまない。

写真:ロケットニュース24

▼畳んだ状態

▼この薄さ! ※この色黒な手は、執筆記者(男)のものです

▼ピチピチである

▼キュッ、キュッ

▼襟を立てるとなお良しだ

▼背中のシワもなかなかである