みなさんは、この世界の色がどう決まっていったかを想像したことがあるだろうか? 「想像なんて必要ない。そもそも色というものは、その物体が放つ可視光線のことで……」という大人な意見もあるかもしれないが、常識にとらわれない子ども達はきっとこう思い浮かべるだろうという内容のアニメーションが公開され、現在話題を呼んでいる。

動画サイトVimeoで「TIJI “COLOUR” HD」という名前でアップされたこのアニメーションは、フランスのAkama Studioが制作。躍動感溢れる音楽のもと、次々に植物や動物を色付けしていくその様はまさに見る人の目を釘付けにする。

動画の内容は、白と黒しかなかった世界に様々な色が足されていくというもので、「あの動物のあれは、だからこういう色だったのか」と妙に納得できる部分も多々ある。

そして最後には、なんともユニークかつ切ないエンディングが用意されており、子どもの想像力の豊かさを改めて考えさせられる作品に仕上がっている。

みなさんもぜひこのアニメーションを見て、子どもの頃に思い描いていた様々な想像の世界を思い出してみてはいかがだろうか。
(文=田代大一朗

参照元:Vimeo/AKAMA

▼こちらがその動画。ぜひ右下のボタンで大画面にしてご覧下さい。

TIJI “COLOUR” HD from AKAMA on Vimeo.