世界の機内食をご紹介する『世界の機内食』シリーズ。今回は、上海浦東空港から成田空港まで飛行している全日空(ANA)エコノミークラスの機内食をご紹介します。

料理の内容は、スナック、鮭の味噌漬け、煮物(大根・ニンジン・鶏団子入り巾着・インゲン)、レンコンとゴボウのきんぴら、日本蕎麦、鴨肉の燻製、ポテトサラダ、プチトマト、エビにオレンジ。

飲み物はソフトドリンクを始め、ビールやワインといったアルコール類はすべて無料。魚料理に合わせて、白ワインを注文してみた。白ワインはフランス・ラングドック地方の生産者「LA BAUME(ラ・ボーム)」のシャルドネで、すっきりと爽やかな飲み口は和食にぴったり! 食事は中国産と思われる白米が少々かたかった点を除き、十分に満足できる内容だった。

今回は中華航空とのコードシェア便だったが、往路の機内食は洋風チーズハンバーグ、復路は和食というエキゾチックさがまったく感じられない内容で、中華料理の要素がまったくなかったのがチョット残念。そこまで期待するのはチョット欲張りすぎかも!?

区間 上海浦東国際空港(中国) → 成田国際空港(日本)
会社 全日空(ANA)

(執筆・写真 / sweetsholic)

▼スナックのメーカーは「ブルボン」。スナックは食事と共に供される