カレー。それは日本の国民食と言っても過言ではないほど、老若男女に愛されている料理だ。ポークカレーやビーフカレーなど、その味付けや具材は多種多様で各家庭・地域でも異なる。

特に、人によって好みが分かれるのが「辛さ」だ。全く辛さを感じないほどの甘口しか食べられない人や、口から火が出るほどの辛口でないと満足できない人もいるだろう。

家庭内で好みの辛さが異なる場合、辛口好きの人は家にある唐辛子をふりかけてごまかしたり、一人で辛口レトルトカレーを食べるなど寂しい思いをしている。しかしそんな状況を一発で打破してくれる商品を発見した!

日本食研の通販サイト「激辛道場」で販売されている「とんかつソース」だ。カレーにソースを少し足して食べるのが好きな記者は、1歳から食べる事ができる甘口の「アンパンマンカレー」にソースをかけ、どれほど大人でも満足できる味になるかを試してみた。

まずはソースのかかっていない部分を食べてみる。「あっ……甘い!」肝心な辛さを全く感じられない。確かに幼児は大好きな味だが、大人は満足できないであろう。小さい子どもがいる家庭のお父さんが我慢して食べる甘口カレーも、こんな味であろう。

次は「とんかつソース」をかけ、一口食べてみた。「ん、あま……辛っ!!」とんかつソースとアンパンマンカレーによるフルーティな甘さの後に、ソースに含まれる唐辛子と各種スパイスによる、刺激的で深い辛さが舌に響く。甘口カレーを一瞬にして、辛党の大人も満足できる味わいに変化させている。これは美味しい。

少しの量でかなりの辛さなので、かける量を調整しないととんでもない事になりそうだが、激辛マニアにはオススメの一品。激辛道場には、そのほかにも「坦々ごまだれ」や「ポン酢ゆずこしょう味」など、各種料理に使える調味料も揃っており、さらにレトルトカレーもあるようなので、興味のある人は覗いてみるといいだろう。

写真:ロケットニュース24