morning

ヨーロッパのほとんどの国が毎年、10月の最後の土曜から日曜にかけて冬時間に変わります。公式には、この10月最後の土曜日の深夜3時に時計の針を1時間戻らせて2時にします。

スイスでも冬時間への切り替えがありました。昨日まで朝の6時だったのが5時になるわけです。朝起きる時に真っ暗だったのが、これで少しは明るくなります。もちろん、もうじきやってくる冬のため、朝の明るさはそれほど続きませんが。しかしながら、朝の出勤時、少しでも明るいほうがやる気が出るというもの。

しかし逆に、夕方は早く暗くなってしまいます。スイスの日刊紙、ターゲス アンザイガーによると(2009年11月3日付け)、冬時間が始まってから、わずかここ2週間足らずで空き巣に入られた件数がかなり増加しているとのこと。毎年、冬時間が始まると空き巣ねらいが増えるそうです。要注意です。

そういうわけで毎年、冬時間に切り替わる、10月の最後の週末は、1時間多く眠ることができるんですね。眠る前に既に時計の針を1時間戻すか、朝起きた時に針を1時間戻すかは個人の自由です。でも、ちょうどこの冬時間の切り替えの時に夜勤だった人は、1時間長く仕事をすることになったはず。また、この時間、夜行列車に乗っていた人は、どこかで時間調整のために停車してしまったのでしょうか?その通りなんです。時間調整のために夜行列車は1時間停車していたんですね。

毎年、10月の最後の土、日にかけて切り替わる冬時間。この時間切り替えの日にはヨーロッパの夜行列車には気をつけたほうがいいかもしれませんね・・・。