ドイツで金が出る自動販売機が登場した。

ドイツ南西部ロイトリンゲンに本社を置く「TGゴルト・ズーパーマルクト」。最近の金の投資ブームで金の自動販売機を開発、ドイツのフランクフルト空港でお披露目した。価格は1gあたり30ユーロ(約3,990円) 。販売されている金は1g 、5g 、10gの3種である。また、頻繁に変わる国際金相場を反映するために自動販売機の販売価格を2分単位で変更可能となっている。

フランクフルト空港でお披露目された日には自販機の前に金を買おうとする人々の長い列があり国際金融危機の中で安全資産として選好される金の人気を実感させた。しかしながら投資目的で金を購入するためには金塊の大きさが最低250gはないといけないので今回の自動販売機で販売されている金は事実上『ギフト』と言える。

この会社は年内に、ドイツ、オーストリア、スイスなどでこの金の自販機を500台設置する計画だ。 なおこの自販機はダイナマイトの爆発にも耐えられる強さと強度を持っているという。